俳句添削道場(投句と批評)

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大岩の凹みを登山道と云ふ

作者 長谷機械児  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

お題「登山」。

登山は趣味でない(汗かき体質の私は、山頂に着く頃には全身汗だく。夏山にただ登るという作業は不快でしかない)ので、経験に乏しい…。

あれは登山だったと言える記憶といえば、20代の頃に行った、三徳山三佛寺奥の院(投入堂)の参拝。
時折現れる立て看板に沿って山道を進む。看板に従っているので、間違いはないはずだが、「これは道なのか?」という岩に出くわして、

 初案:登山道と云ふものらしこの巨岩

これまでの修行者・参拝者が繰り返し手足を引っかけて出来たと思しき“凹み”を見つけたことを思い出す。まだ、この岩の時点では鎖やロープはなかったはずで(更に先に行くとそういう箇所も出てきた…)、この“凹み”こそが文字通りの“足がかり”。

…そこで、“岩があった”だけの初案に“凹み”を足してみました。

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「大岩の凹みを登山道と云ふ」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。長谷機械児様、いつもお世話になってます。
三徳寺の投入堂へいらっしゃったことがあるのですか?すごいですね!私は話には聞いていますがちょっと遠くて…。

イサクさんもおっしゃっていますが、素晴らしい経験をお詠みだと思います。
ただ、「と云ふ」でそれが薄れてしまうような気がします。人から聞いたような。実際にお登りになったのにもったいないと思いました。

提案句ですが、

・大岩の凹みこれこそ登山道
・歴史ある岩の窪みの登山道
・登山道岩に歴史の凹みかな
・先人のつけし窪みや登山道

自選が出来ないのと、「こんなに考えましたよ!」とお伝えするために(笑)、全部載せました。ご笑覧ください!

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「大岩の凹みを登山道と云ふ」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

題材はすごく素敵だと思います。ここに出すのがもったいないくらい。

初読は、記述が伝聞調にもみえて、リアリティを感じにくかったです。
散文的な語順や、他人事のような(諧謔をねらっている?)「と云ふ」という下五をやめて、季語を立たせてみたいですね。

・登山道として大岩凹みけり
・登山道として窪みのある巨岩

点数: 1

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添削対象の句『大岩の凹みを登山道と云ふ』 作者: 長谷機械児
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