「引つ越しの手伝ひ済むや心太」の批評
回答者 なお
こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。これは面白いですねー。
なぜそう思ったかというと、引っ越しの手伝いって、微妙なのですよね。
引っ越しする方は、大変だから手伝って欲しいような、プライバシー丸出しになるから欲しくないような。
手伝うほうも同様で、やってもいいけど、迷惑がられてもバカみたいだな…とか。
昔は引っ越しサービス業なんてなかったので、親戚や友人、同僚総出で対応しましたが、今はアートの時代ですからね。任せて楽できます。
御句の「引っ越しの手伝い済むや」には、「あれ、お手伝いしようと思っていたのに済んでしまったのか/無事済んで良かったですねー」という気持ちが入っていると思います。
もう一つ、面白いなぁと思ったのは、心太という季語との取り合わせです。おそらくこの引っ越す家(部屋)は、次に入る人が決まったのでしょう。まるで心太が突き棒で押されるが如くに出て行ってしまったと。
別に引っ越しが済んで心太を出されたわけではないと思いました。
中七の「や」は切れですか?「引っ越しは無事に済んだのかな?どうや?と思いながら心太をすする私」という句にも読めますね(笑)。
点数: 1
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長いこと近所付き合いして来た方が少し離れた町へ引っ越して行かれました。僕は仕事で手伝いに行けなかったのですが、引退している弟が手伝いに行ってくれました。心太を出してもらった訳ではありませんが、取り合わせてみました。(普通は蕎麦かな) ご意見よろしくお願いします。