「夏過ぎていまだ姦し蝉の声」の批評
回答者 ハオニー
はじめましてハオニーです
もう秋ですが、これから土から出てくる蝉もたくさんいるのです
夏を過ぎてもまだ鳴いている蝉は「秋の蝉」というのです
秋になって鳴き始める蝉のことだけを指す言葉ではないのです
厳しいことを言いますが、この句は「秋の蝉」の説明に過ぎません
もうひとつ気になるところが
雌の蝉は鳴かないのが普通です
だからこの「姦(かしま)し」の女という漢字がこの句にマッチしていないと思うのです
情報がかなり少ないので、添削とは遠いものですが...
境内に群れたる秋の蝉よ嗚呼
という感じで、場所を一つ入れるだけでも読み手に想像してもらいやすくなります
説明したがる気持ちより、淡々とした描写の方が俳句では好まれるものです
点数: 3
添削のお礼として、ハオニーさんの俳句の感想を書いてください >>
散歩をしていると、神社の境内ではもう立秋を過ぎたのに今年はまだこれからと言わんばかりに、蝉の合唱が聞こえる。