「乳牛の野辺にまどろむ初夏の森」の批評
回答者 なお
ワタナベシンイチさん、こんにちは。
御句拝読しました。私はコメントするのが遅いので、今ようやく前の「牛達」にコメントしようとしたところです。
しかしこちらにコメントしますね。
ワタナベさんは北海道なのですか?そしておそらく、牛が結構身近なのではないですか?なんだかそんな気がしますよ(笑)。
前句の「牛達」にしても、今回の「牛がまどろむ」にしても、愛情を感じますもの。
しかし厳しく言わせていただくと二点ですね。
まず、皆さんおっしゃっている野辺と森の混在。おそらく森の中の開けた草原という意味と思いますが、俳句は的を絞らないと読み手が混乱します(偉そうにごめんなさい、コメントするときは自分のことを棚に上げるようにしているので)。
もう一点は、自分以外のひとや動物の仕草や感情を推測するような表現は難しいです。
「まどろむ」のは、自分ならいいですが、他の人物だと、まどろんでいるのかどうかはわかりにくいです。
私など、よくテレビや本を見ていると、「お父さん、起きてるの?寝ているの?」とよく聞かれます。そんな時決まって私は「起きてるよ!」と答えますけどね(関係ないか!?)。
でもワタナベさんの持ち味は爽やかな雰囲気ですので、次の牛さんの句、期待しています!
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前回投句した、放牧風景を手直ししてみました。よろしくお願いいたします