「冬かぜがコロナの数も煽りけり」の批評
鎌田潤一さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。確かに、コロナ禍のために一生に一度の行事が中止になるのは本当に気の毒ですよね。延期ならまだましかもしれませんが、物事にはタイミングというものがありますから、後から遅れてやっても問題ないものと、それではなんにもならないものとありますからね、どっちみち辛いです。
御句ですが、句意をどのように捉えたらいいのか、少々まごつきます。要するに、ただの風邪とコロナを対比させていますよね。そこまではわかりますが、
1. ただの風邪なのに、コロナ感染者数に加算されて多くなっているのではないか?という意味か?
→ でもコロナ感染者数は、PCR検査で陽性と出た人の数ですよね?ただの風邪の人は入っていませんよね。
2. 冬は風邪を引きやすい季節だから、コロナ感染者数が増えるのだ、という意味か?
→ でも、コロナ感染対策としてみんなマスク着用し手洗い・うがいをしてあまり出歩かないので、風邪やインフルエンザの患者数は例年より少ない、という記事を読んだ記憶があります。
3. まさか、冬の風(吹く風)が、コロナを煽っている、ということではないですよね?
このように、ちょっとよくわからなかったので提案句も置けませんが、もう少し考えて、もしかしたら再訪するかもしれません。その折にはよろしくお願いします。
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まん防による成人式中止(延期?)が、気の毒でなりません。