行く春や展示のSLはじっと
回答者 幸福来々
『行く春』の句のコメントありがとうございます
以前から存じ上げてます。
句にコメントをとのことでしたが、カイさんの句柄は全般的に事実と季語を取り合わせてることが多く、句だけみるとカイさんがその事実をどう思ってるかわからないので、どう読んでいいかがわからないのが、率直な感想です。
なので、改作になりそうで具体的な指摘が難しいです。
重箱の隅をつつくようで恐縮ですが、『SLの解体工事』は、儚いというよりも盛者必衰感の方が強いかなと思います。
なので、それこそ取り合わせる季語は「行く春」なんてどうでしょうか。
点数: 1
添削のお礼として、幸福来々さんの俳句の感想を書いてください >>
今回はSLを使った儚いな俳句を考えました。
かつては陸路での物資の運搬や人を運ぶのに日本のみならず、外国でもSLが現役でした。
でも今では、ディーゼルさらに進んで、新幹線になりますが、超伝導までいきました。
そこでSLが時代の進歩や環境問題からお払い箱になり、運が良ければ形そのまま博物館や記念館で展示品になったりしますが、それ以外は金属の再利用目的で解体される春の儚いシーンをイメージし句にしました。
最初は[SLの走る蝦夷地や儚いな]
と考えましたが、SLは走る乗り物ですので中七の走るは不要と感じやめました。
春の虹の綺麗ではあるがやがて消える儚さがSLの儚ない運命と重なりましたので季語にしました。