俳句添削道場(投句と批評)

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窓越しのイエスの墓や花水木

作者 鬼胡桃  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

悲しいな俳句を考えました時に、
キテレツに感じる伝説の事から発想した句にしてみました。
ゴルゴダで磔刑されたはずのキリストが、日本に来た事がある事を記された古文書が見つかり、古文書から青森の新郷村に、日本でのキリストのと思われる墓が見つかり、この辺りはキリストの里とも呼ばれるようになりました。
その近くにこの伝説の事を展示してる資料館があります。そこからまず
[窓越しのイエスの墓や悲しいな]
と考えました。
かつてキリストの磔にも使われた十字架は花水木を使ったと言われ、昔はキリストの命を奪うために利用された花水木も、今はでガーデニングとして扱われ、今にも墓に向かって頭を下げたくても、窓越しの墓を見るしかできないだろうなというイメージシーンに発想を飛ばした句を考えました。
分かりづらくてごめんなさい。

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「窓越しのイエスの墓や花水木」の批評

回答者 ちゃあき

こんにちは、はじめまして。「紫陽花や~」へのコメントどうもありがとうございました。とても励みになります。

御句。イエス基督が復活したのちに日本に来たことは事実であったと僕は信じています。キリスト教徒としてという意味ではないですが。 上五「窓越しの」が情景をかえって分かりにくくしていると感じました。「伝説の~」だったら僕にもすぐにピンと来たと思います。十字架に花水木が使われたことは知りませんでしたが、取り合わせとしては良いと思いました。
イエスは当時の反体制側のカリスマ的リーダーなのでかなりカッ飛んだ方だったんじゃないかと思いますね。現代だったらジョン・レノンみたいな感じに近かったんじゃないでしょうか。すみません、僕もキテレツ人間かもしれません。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「窓越しのイエスの墓や花水木」の批評

回答者 長谷機械児

句の評価:
★★★★★

カイさん、こんにちは。

御句、いったんコメントを脇に置いて、面白い句だと思いました。

「窓越し」という卑近な距離で眺めているところから、青森の観光地のことなんだろうな、と想像は出来ました。
(ただ、知らない人には、句自体がキテレツに見えるかも)

脇に置いたコメントですが、

・「かなしいな俳句」はよく知らなかったのでWebで検索し、どんなものかは了解しました。が、御句は、コメントにもあるとおり「キテレツに感じる伝説の事から発想」しているので、そもそも「かなしいな俳句」のプロセスには沿っていないようにと思います。「かなしいな俳句」なら、一読して「かなしい」と思わせる上五中七でないと…。

季語「花水木」もキリストの珍妙な伝説から引っぱってきたそうで、キテレツにキテレツを掛け合わせている感じ。もっと他のものがあるのでは? ハナミズキはアメリカの植物なので、青森の「イエスの墓」ならばもっと日本的な季語を持ってくるのもよいかと。

 窓越しのイエスの墓や走り梅雨

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

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「窓越しのイエスの墓や花水木」の批評

回答者 たーとるQ

句の評価:
★★★★★

カイさん、お疲れ様です!
御句は非常に素晴らしいアイデアと思います!上五中七のフレーズを先に作り出す「かなしいな俳句」のやり方を踏襲し、花水木との関連まで調べるとは熱心な俳句のスピリッツを感じます。

キリストの悲しみを出すなら、キリストの里や窓と言った情報も切り、キリストと花水木だけを出すのもどうでしょうか?(所謂「二物衝撃」)
・花水木の鉢キリストの磔
・キリストを偲ばん鉢の花水木

点数: 1

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