俳句添削道場(投句と批評)

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春夕べそぞろそぞろと縁日へ

作者 さつき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

いくつになっても、縁日は楽しいものです

最新の添削

「春夕べそぞろそぞろと縁日へ」の批評

回答者 イサク

こんにちは。

この中七「そぞろそぞろ」は?
「気もそぞろ」「そぞろ歩き」どちらの「そぞろ」でしょうか?
なんとなく雰囲気だけでオノマトペ的に使われているように感じます。

気持ちの「そぞろ」の場合、縁日が楽しみでそわそわするような句意にもとれるわけですが、どちらかというと「落ち着かない」という意味が強いですし、二度重ねる「そぞろそぞろ」の意図がよくわからなくなります。

「そぞろ歩き」の場合、「縁日へ」という下五がおかしくなります。「縁日へ行く」という目的がある「そぞろ歩き」は日本語として不思議です。
「縁日を」なら「縁日をそぞろ歩き」となり、理解可能です。

もし雰囲気だけで使ったのならば、他の語に置き換えた方がいいですね・・・
上ふたつの意味の場合でも、句全体の推敲が必要な感じがします。
雰囲気よりも「縁日」の魅力が伝わるのが大事なのでは。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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縁日の聴こゆる春の夕べかな

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

「縁日」「春の夕べ」だけで、そぞろそぞろと歩く人達は読者が勝手に補完してくれますので、この六音で別の事を書きたいですね。
正直僕の「聴こゆる」もあまり良い添削ではありません。作者が実際に目にした、耳にした、肌で感じた縁日の様子を入れ込んで、さつきさんにしか描けない春夕べの縁日の光景を詠んで下さい。

点数: 1

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「春夕べそぞろそぞろと縁日へ」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

さつきさん、こんにちは。
御句拝読しました。
御句はこれからぞろぞろと縁日へ行くのか、それとも縁日についてそぞろ歩きをしているのかわかりませんが、いずれにしても、ぞろぞろかそぞろのどちらかでいいのではと思いました。
先に申し上げましたように、

・春夕べぞろぞろ向かう縁日へ
・春夕べそぞろ歩きのお縁日

ただ、どちらもあまり面白くありません。縁日に走っていく人も、縁日の通りを駆け抜ける人もそういないから、ぞろぞろもそぞろも、他のことを言うと、さつきさんの思う縁日の楽しさがより伝わると思います。この点は、先に秋沙美さんがおっしゃっている通りです。

・春夕べ誘ひ合はせて縁日へ
・春夕べ飴舐めながらお縁日

一例として作ってみましたが、さつきさんのほうがいいものがお出来になるでしょう。

点数: 1

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添削対象の句『春夕べそぞろそぞろと縁日へ』 作者: さつき
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