俳句添削道場(投句と批評)

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十和田湖の鱒の釣り人大あくび

作者 さつき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

十和田湖での釣り人の様子を見て詠みました
虹鱒はなかなか釣れないようです

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「十和田湖の鱒の釣り人大あくび」の批評

回答者 イサク

こんにちは。

観察の句なのは良いと思うのですが、「コト」を観察してしまうと、えてして報告的になりがちです。
この句は「大あくびしたコト」を報告するような形で「十和田湖の鱒の釣り人が大あくびをしましたよ」という意味になっていて、それ以上のものも「大あくび=暇」という一般的な連想ぐらいしかありません。
季語も「鱒の釣り人」という言葉の中に埋もれてしまっていて、いろいろと勿体ない形なのは否めず。

固有名詞「十和田湖」があまり効いていない(十和田湖である必然性が薄い)ので、ここを見直すのもありです。
「鱒」か「釣り人」の描写に寄せていった方がよいと思います。

・十和田湖に大あくびして鱒釣れず

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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十和田湖に鱒待つ人の大あくび

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

季語は鱒なのだと思いますが、鱒が釣れていない様子=句の中に鱒が存在していないので、季語としての力は一段弱まると思います。ただし鱒釣りの季節=春である事は分かるので、季節感は伝わります。あくまで季語の強弱の問題ですね。

そして。釣り人/で句がプツっと切れていますが、これもあまり良くない切れ方です。釣り人を観察している第三者があくびをしている、ように見えます。
そうではなく釣り人の大あくびな訳ですから、ここは切らずに繋げた方が良いでしょう。

点数: 1

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添削対象の句『十和田湖の鱒の釣り人大あくび』 作者: さつき
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