「十和田湖の鱒の釣り人大あくび」の批評
回答者 イサク
こんにちは。
観察の句なのは良いと思うのですが、「コト」を観察してしまうと、えてして報告的になりがちです。
この句は「大あくびしたコト」を報告するような形で「十和田湖の鱒の釣り人が大あくびをしましたよ」という意味になっていて、それ以上のものも「大あくび=暇」という一般的な連想ぐらいしかありません。
季語も「鱒の釣り人」という言葉の中に埋もれてしまっていて、いろいろと勿体ない形なのは否めず。
固有名詞「十和田湖」があまり効いていない(十和田湖である必然性が薄い)ので、ここを見直すのもありです。
「鱒」か「釣り人」の描写に寄せていった方がよいと思います。
・十和田湖に大あくびして鱒釣れず
点数: 1
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十和田湖での釣り人の様子を見て詠みました
虹鱒はなかなか釣れないようです