俳句添削道場(投句と批評)

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芽吹く木の確たる命老いの朝

作者 さつき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

芽吹く木の力強さに感銘しました

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「芽吹く木の確たる命老いの朝」の批評

回答者 イサク

こんにちは。こちらで2句目を拝見します。

こちらも五七五のリズムのバランスは非常に良いと思います。
使っている単語も、非常に繊細に選ばれているように思います。

季語と他の部分のバランスは卓鐘様から出ているとおりです。
また、季語の含む意味をもう一回説明してしまう、というのは初心者さんのやりがちな形です。
この句では「芽吹く木」で充分に生命力を感じますので、それを説明してしまうのは、俳句は十七音しかないのでもったいないということになります。

「老い」ている方の描写や、その方の周囲の風景、などを取り入れていくとよろしいのでは。

・芽吹く木や老いの朝へと射す光

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「芽吹く木の確たる命老いの朝」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

「確たる命」という抽象的な表現で誤魔化すのではなくどう「確たる命」なのかを描写する方向が良いと思います。「芽吹く」と「老い」の対比の取り合わせは悪くないと思いますので。

ただ、季語を含めた12音 + それ以外の5音 という形はとっても難しいんですよね。「芽吹く」という季語そのものに、「確たる命の誕生」という意味が既に込められているので、そちらを描写しても意味の重複や季語の説明にしかならなくなってしまって。なので、「芽吹く木や」くらいで作者の様子を12音で伝える方が良いかと思います。

点数: 1

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「芽吹く木の確たる命老いの朝」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

さつきさん、こんにちは。
御句拝読しました。春は芽吹きの季節、新しい命の誕生の季節ですね。

御句については、先に卓鐘さんがコメントを残していらっしゃいますので、私は少し違う点から。

俳句で自ら「老い」を詠むのは、いわゆる自虐的な詠みとなり、あまり歓迎されないと聞いたことがあります。もちろん、その句のレベルにもよるとは思いますが。

ただ、仮に高齢者が詠んだとしても、老いを感じさせない生命力に溢れた句のほうが評価が高く共感されるようです(これも句の出来によります)。

その観点から、下五の「老いの朝」は読み替えができないものかと思いました。それこそ、芽吹きの確たる命に負けない円熟の境地を表すような。

・芽吹く木や今年も確保せる命
・今年また芽吹く命の確固たる

翌年はこの木の芽吹きを見ることも出来ないかもしれないなぁと思っていた高齢者が、今年も何とか元気で見ることが出来たという今の季節の気持ちを詠んでみました。

点数: 1

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添削対象の句『芽吹く木の確たる命老いの朝』 作者: さつき
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