「歩み寄る蜂見ぬふりの限界値」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
御句。初読で、中七下五にかなり気に入っちゃいました。
蜂見ぬふりの限界値
ということで、上五をいろいろ推敲してみてください。もったいないので、多捨のひとつにしない方がいいですね。
点数: 1
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作者 葉月庵郁斗 投稿日
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
御句。初読で、中七下五にかなり気に入っちゃいました。
蜂見ぬふりの限界値
ということで、上五をいろいろ推敲してみてください。もったいないので、多捨のひとつにしない方がいいですね。
点数: 1
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回答者 卓鐘
こんばんわ
コメント見ないと、「歩み寄る蜂」の状況がちょっとわかりづからかったです。
歩み寄るって譲歩する的な意味もあったりして。
壁を入れるか、歩き来るくらいにするか。
「見ぬふりの限界値」と言う表現は少し大袈裟な感じが面白いので生かしたいしち〜ちの韻もいい感じ。
・壁歩く蜂みぬふりの限界値
・歩き来る蜂みぬふりの限界値
点数: 1
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回答者 イサク
おはようございます。
自分が蜂の巣に歩み寄っている様子かと思いました。度胸試しか、理由があってやむをえずか・・・コメントを見たらまあまあ違いました。
「歩み寄る/蜂見ぬふりの限界値」のように上五「歩み寄る」で切れて、自分が歩み寄っているように見える誤読がありますね。
誤読はされると損なので、されないように作った方が良いです。
「歩み寄る」のは蜂、「見ぬ」は自分、と主体の違う動詞が一句十七音の中に入っているのも誤読の理由です。
この句はいく様の動作と気持ち「見ぬふりの限界値」がメインで、「近くにいる蜂を見ないふりをする」と伝えるのが最も重要なようです。そこに十七音を使ったほうがいいのでは、と思いました。
・蜂を見ぬふりする距離の限界値
・蜂を見ぬふりの近さの限界値 (「ち」の韻を追加)
ただ、作句の将来的には、自分ばかりを主役にせずに季語「蜂」を前面に描写するのもやってみてほしいですね。
・目が合った外壁歩み寄る蜂と
点数: 1
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回答者 なお
いくさん、こんにちは。
御句拝読しました。
この状況、緊迫感、よくわかります!蜂って、特別なのを除いてむちゃくちゃ怖いわけではなく、愛らしいところもありますが、でも刺されたくないですよね(笑)。
私は「歩み寄る」が気になりました。蜂は飛んでくるのでしょう?歩いて近寄ってきます?という疑問。
そうしたら、壁を這う蜂なのですね。
ここは、イサクさんがおっしゃっているような誤読を防ぐためにも、私は次のようにちょっと場面を変えてしまうのもありかと思いますが。
・飛び回る蜂見ぬふりの限界値
飛び回っていたら見ぬふりできないよ〜というお考えもあろうかと思いますが、わかりやすいとは思いまして。
あと、卓鐘さんのおっしゃる「歩み寄るは譲歩の意味もある」というのは貴重な示唆ですね。日本語ってそういうところも気をつけたいと思いました。
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
ぶんぶん飛んでくる蜂でなく
自分のところに
壁づたいに近づいてきて
退治するか?
でも刺されたら嫌やし
じっとしておくか?
でも怖いしの気持ちを
句にしました。