俳句添削道場(投句と批評)

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屋根の猿見上ぐる祖母ののどやかさ

作者 北家  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

昨日は添削ありがとうございます。

今は柿も芋も干していないから猿が来ようが大手を振って見ていられます。

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「屋根の猿見上ぐる祖母ののどやかさ」の批評

回答者 卓鐘

今晩わ。

「屋根の猿」が十分インパクトあるので、そこに祖母の動作中心に持ってきちゃうと、焦点が定まらなくて、17音では厳しいと思いました。のどやかなゆったりとした空気感をいう季語なのに、句があんまりのどやかではないと言いましょうか。

なのでイサクさんの提案句に賛成です。
猿という忙しない動物とのどやかという季語の対比も面白いし、家という動かないものを媒介にすることで自然と、猿と季語を結び付けています。(祖母の動作を入れるといくらのどかと書いても忙しなく感じる。)

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「屋根の猿見上ぐる祖母ののどやかさ」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

「屋根の上の猿」という句材にはすごく惹かれます。

問題は、俳句だけでは「なぜ祖母が屋根の上の猿を見ている様子が【長閑】なのか」、ちょっと推理しきれないことです。わざわざ俳句にしているので、長閑な日常ではなく特殊な状況だと思うのですが・・・

コメントには「柿も芋も干していないから猿が来ようが大手を振って見ていられる」という心情の説明がありますが、句の情報だけでそれを推測するのは難しいかもしれません。かといって、その理屈を説明するのも厳しいですね。

「祖母」を前面に出さず、句材「猿」と季語「長閑」で対比にしましょうか・・・

・のどやかや屋根に猿来る祖母の家

前の句「地球照」もそうですが、他の人の俳句にないような句材を持ってくるのは、工夫としてとても良いことだと思います。

点数: 1

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「屋根の猿見上ぐる祖母ののどやかさ」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

北家さん、こんにちは。
御句拝読しました。家の屋根に猿が来るなんていうのはのどかといえばのどか、視点を変えると珍しい、緊迫した場面かもしれません。少なくとも我が家であれば大変なことになります(笑)。
今年はもう狙われるものがないから、猿が来ても安心でのどかなのだ、と言うのであれば、そのことを言ったらいかがでしょうか。

・祖母の家猿に取られるものもなく
・猿来たりあげるものなし祖母の家

これに季語は原句ののどやかを入れて、

・猿の餌なく長閑なり祖母の家
・猿の来て餌なく長閑祖母の家

点数: 0

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