「屋根の猿見上ぐる祖母ののどやかさ」の批評
回答者 卓鐘
今晩わ。
「屋根の猿」が十分インパクトあるので、そこに祖母の動作中心に持ってきちゃうと、焦点が定まらなくて、17音では厳しいと思いました。のどやかなゆったりとした空気感をいう季語なのに、句があんまりのどやかではないと言いましょうか。
なのでイサクさんの提案句に賛成です。
猿という忙しない動物とのどやかという季語の対比も面白いし、家という動かないものを媒介にすることで自然と、猿と季語を結び付けています。(祖母の動作を入れるといくらのどかと書いても忙しなく感じる。)
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昨日は添削ありがとうございます。
今は柿も芋も干していないから猿が来ようが大手を振って見ていられます。