俳句添削道場(投句と批評)

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春光や踏み締め登る爺ケ岳

作者 しゅうこう  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

春の気候とは裏腹の残雪期の険しい登山の様子を詠みました。

一言頂けますと幸いです。

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「春光や踏み締め登る爺ケ岳」の批評

回答者 イサク

こんばんは。

蛇足的補足です。

季語「春光」に「希望の光」的な意味をつけ足すのも作句者の裁量ですが、これは俳句の季語なので、「春光」という文字を出したらその場所には「冬を越えたあたたかな春の景色・光」が存在します。
つまり御句の場合、上五で「春光や」と出した途端に、御句の爺ケ岳には「春の景色・光」が溢れ、その中を登山していくイメージになります。

なのでしゅうこう様の意図を組むなら、その「春光」は登頂の結果なので
「春光の頂上至る爺ケ岳」みたいな感じですかね。

また、残雪がしゅうこう様のイメージでは暗いのであれば、そこを探していくのも有季俳句のポイントでして・・・しゅうこう様のイメージにしっくりくる季語を探していくわけです。
「早春」「浅春」とか、「春寒」「冴返る」とか、「雪間」「雪解」とか、冬の季語の「待春」「冬の果」とか、他にもいろいろありますよ。

長くなりました。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「春光や踏み締め登る爺ケ岳」の批評

回答者 佐渡

句の評価:
★★★★★

しゅうこう様 初めましてこんにちは!
爺ケ岳は懐かしい。信州出身です。

残雪を入れた方がいいかもしれません。

★春光や残雪踏みて爺ケ岳

まだまだ初心者ですが。

点数: 1

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「春光や踏み締め登る爺ケ岳」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。
「春光」のようやく来た明るい光の中の景色を喜ぶイメージと日本アルプスの難航登山でいうと、季語がベストかが悩みました。初読はもっとふもとでピクニックくらいかなと思いました。
もう1点は「踏み締め」「登る」と中七が動詞にあふれてしまったこと。登るは省けるかなあ。「爺ケ岳」も固有名詞がベストか、山を登っている光景がベストか、どちらを出したいかによって推敲が変わってきます。

季語替えは句意がかわっちゃうので提案は避けた方がいいかなあ。一度推敲してみてください(^^♪

点数: 1

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「春光や踏み締め登る爺ケ岳」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

上五「春光や」で春の風景を主張しているのですが、コメント「春の気候とは裏腹の残雪期」との不一致が見られる感じです。

コメントの気持ちならば、季語「残雪(春の季語)」を使って
「残雪を踏み締め登る爺ケ岳」
という感じでしょうか。

「春光」を残す提案句ならば、コメントとは違って明るい感じになります。

・春光を踏み締め登る爺ケ岳

点数: 1

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「春光や踏み締め登る爺ケ岳」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

しゅうこうさん、こんにちは。
御句拝読しました。山、やるんですか?
私は自分が爺さんですが爺ヶ岳は登ったことありません。考えたことはありますけどね。でもキツいでしょう。
仮に行くとしても、私は夏山しか無理です。

残雪はあるものの、明るい春の景色に励まされて登る様子を詠んでみました。

・春光に背中押されて爺ヶ岳

点数: 1

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