「花曇り甘い涙がとけてゆく」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。
はじめまして。句歴は長いのでしょうか?
添削をということですが、今回は添削は難しいかもしれません。語順や助詞や言葉選びについて語りは読みましたが、句単体で読んだときには、光景が涙と花曇しかなく、花曇という季語だけで光景を想像することになります。それでは思い通りには届きません。
俳句は一瞬を切り取る文学と言います。どこかを切り取りませんか?
今年の花どきはよいことも悪いこともいろいろ起こったなあのひとつの場面を花曇と合わせる。
たとえば
友人の転居の知らせ花曇
花曇三回続く赤信号
俳句でできるのはこれくらいの光景です。一方で具体的に具体的にぐーっとズームアップして細部を細部を的確に受け手に届けた時に受け手がそのまわりにある光景や心情までも想像できちゃうという句がサイコーなわけです。
御句。花曇以外に光景がない抽象の塊の句になってしまっています。ぜひ光景を届けるという形で映像を切り取ってみてください! またお待ちしてます!
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はじめまして、添削をお願い致します。
「甘い涙が」の助詞で迷っているのと、
今の組み立て方ですと、そのままな感じがしていて、
とけゆく甘い涙と花曇り など順番を変えるべきか迷っております。
俳句の意味は下記になります。
今年の桜の時期は、良いことも悲しいことも同じ分起こったなぁと自分の心情を表したくつくりました。
●春は「三日の晴れなし」ということわざがある様に、天気の変化が早く、それに私自身の状況や感情を重ねました。
その為な、晴れか雨かどちらの天気に向くか分からない花曇りにしました。
しかし、花曇りとは明るい曇り空を指すらしく、静かに次の季節を迎える為に佇むサクラの様に。心の中は激しいけれど希望を持って次の季節を待ち望んでいる感じを表現したかったです。
●甘い涙は、嬉しさ、感動、悲しい気持ちを表現できる為選びました。
●とけるには、涙に溶けて流れてゆくとか、問題が解決する、答えを得るなど色んなニュアンス含ませたかった為、ひらがなにしました。
時には地に涙=雨が降り、また静かに桜が散る。
次の季節に進む為に、今起きている様々ない事柄には全て意味があり、希望を胸に静かに夏を待ち侘びている情景を表現したいです。