俳句添削道場(投句と批評)

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花冷えに傘とリックと紙コップ

作者 佐渡  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

寒い朝、コンビニの紙コップを持って歩く人がいた。
中身はコーヒーかもしれません。

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「花冷えに傘とリックと紙コップ」の批評

回答者 げばげば

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。チャレンジしてきましたね。季語と名詞三つ並べ。そういう試みは嫌いじゃないですねー。
ただ、高等テクニックかもしれませんね。
まず、花冷えにの「に」は花冷えのときに、という説明感が強いので、避けたいですね。
花冷えの傘とリックと紙コップ
花冷えや傘とリックと紙コップ
これで、うまく光景が届くかの勝負になりますが、なかなか難しいですねー。
初読、山登りの紙コップにお茶を注いでるのかなと思いました。

花冷えのオフィス街手に紙コップ

これくらいならコメントで言いたいことは出せましたが、なかなかここから詩情をというところまでは難しかったです(^^♪

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「花冷えに傘とリックと紙コップ」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

初読で「雨が降って来たのに傘をさして花見をしている若者」を思い浮かべました。
コメントとはかなり違いました。

季語「花冷え」と、他の単語がうまくつながっておらず、風景が出せていない感じがします。少なくとも上五の助詞は「に」ではなさそうな・・・
◆中七下五「傘とリ(ュ)ックと紙コップ」この名詞のみっつで何を表したいのか?
 これだけでは、コンビニの紙コップを持って歩く人、という風景は出ないと思います。
 動詞を減らして名詞中心にする、というのは報告的な俳句を避ける常套手段ではありますが、こだわりすぎると風景を失うことがあります。

十七音ではこの全部は入らないので、何を中心に詩にしましょう?

・花冷えの紙コップから湯気の立つ

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