「山となり流れて行かぬ花筏」の批評
回答者 なお
芦川次郎さん、こんにちは。
御句拝読しました。
芦川さんのお詠みになったような光景は、今日仕事の帰りに目にしました。ああ、芦川さんの句はこのことだな、と思いました。でも「山」ではなかったな。小山でした(笑)。
先のお二方もおっしゃっていますが、花筏は流れてこその筏です。私は以前、お題が「泉」の時に、枯れた泉の句を詠んで注意を受けました。泉という季語は、清涼な水がこんこんと湧き出ているからこそ泉であり、季語なのだと。枯れていたのは実景かもしれないが、俳句ではそれではダメだと言われました。
御句でも、せっかくの花筏、なんとか流したいですねー。
しかしどうにもならない。
そこでイサクさんは、流れない花筏を逆手に取って見事にその優雅さを詠んでいます。
私は他の方がいい提案句を先に置かれても、自分なりの下手な提案句を置くようにしています。悔しいので(笑)。
・花が花堰き止めてなほ花筏
点数: 1
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花筏の渋滞