「後で利くトムコリンズは猫の恋」の批評
回答者 イサク
こんばんは。はじめまして。よろしくお願いします。
俳句初心者の方とお見受けします。
五七五と季語を使う、まではよいとして・・・
わかりやすい問題点が。
この句は「猫の恋」=「猫の発情期」の句ではなく、単なる「過去の恋」の句ですよね。
「猫の恋」という言葉だけを見て「五七五で上手いこと言う」方へ考えが行ってしまったようですが、
そうではなく、「猫の恋」=「発情期の猫の様子」を使っていろいろな感情や風景を連想させて詩や風景を表す、のが一般的な俳句です。
せきしゅん様の句を簡単に言えば「後で利くお酒は猫の発情期」という意味になってしまうので、お酒を呑ませて女性に悪いことをしようと考えている、みたいな感じになってしまいます。
季語というのは、季節季節を表して俳句に風景を出すことばで、比喩に使うための言葉ではないと思った方がいいです。
(この話をつきつめると「俳句の季語とはなんぞや」となり、長くなりますので、興味がありましたら俳句の初心者向けの本やサイトの説明をご覧ください)
「猫の恋」という季語は面白いですが難しいと思いますので、まずはもっと季節感のわかりやすい季語から使ってみることをお勧めします。
点数: 1
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初投句です。お手柔らかにお願いします。
4年前、仕事終わりに新入社員の可愛げな後輩と酒を飲んだ帰りのこと。飲みの場は楽しく盛り上がったこともあり、酔いとムードのせいか彼女から突然の告白を受けたのですが、酔って頭が回らなかった私はその告白を恋愛ではなく"先輩として社会人として素敵"という褒め言葉にだけ受け取って流してしまい、酔いが冷めてから激しく後悔したということがありました。後輩はいろんな恋愛を経てようやくこの春に入籍すると聞いたので、当時の記憶を句にしてみました。