俳句添削道場(投句と批評)

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薄色の湯気に横たう桜鯛

作者 山田蚯蚓  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

蒸し器の蓋を取った時のイメージで作りました

最新の添削

「薄色の湯気に横たう桜鯛」の批評

回答者 なおじい

山田蚯蚓さん、こんにちは。
御句拝読しました。
最初に御句を拝読した時点では、あまり桜鯛が、料理という感覚がなかったので、漁師さんの網の中でぐったりしているとか、あるいは市場の発泡スチロールの箱の中でセリを待っているとか、そういう状況かと思いました。
その後、いや、これは料理のことなんだ、と思えるようになりました。

でも、「薄い湯気」とはどういうことだろうと。あまり熱くないってことかな?
その疑問は、「蒸し器の蓋を取った時の句」だとわかっても、今一つ解消していませんが、おそらく湯気があまり立っていなかったのだと思います。

・うつすらと蒸し器の湯気に桜鯛

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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蒸し器開け湯気まうまうと桜鯛

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

こんにちは。お久しぶりです。

初読、「湯気」に混乱してしまいました。「薄色の湯気に横たう」まで読むと、「湯気立て」という別の季語の景になってしまう為ですね。
これ、「薄色の」と湯気の描写から始めた為に誤読が生じているのだと思います。
コメントに良い言葉がありますね。蒸し器の蓋を取った時のイメージならば、そう分かるよう書いた方が得です。

点数: 1

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「薄色の湯気に横たう桜鯛」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

「湯気」を「薄色」と表現した意図が伝わってきませんでした。
「薄色」にもいろいろありますが、どのような意図だったのでしょう?

「料理」までは想像できるかもしれませんが、「蒸し器の蓋をとったところ」を想像するのは難しいように思います。素直に「蒸し器」を出して、季語「桜鯛」を生かす方向で描写した方がよいように思います。

・桜鯛蒸し器の中の桜色

点数: 1

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「薄色の湯気に横たう桜鯛」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

ギュッと四国、選おめでとうございます。こちらは没句でしょうか?
掲句の方は、みなさんの指摘のように、湯気の薄色について、湯気に横たうの光景の曖昧さはありました。
選句の、ほぐれて小さき湯気、の方が、桜鯛が茹でられ?蒸され?て、箸でほぐされたそこから湯気が出て、改めて、湯気の白越しの桜色が想像できて、かつ、どういう場面でこの桜鯛をほぐしているのか、めでたい席なのか、その湯気を囲む人たちを想像しやすかったですね。小さき湯気という部分にかすかなリアリティもありました😆

点数: 1

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添削対象の句『薄色の湯気に横たう桜鯛』 作者: 山田蚯蚓
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