「ぼんぼりを飾り桜の咲くを待つ」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
御句。イサクさんの指摘通りです。
動詞が多いと、どうしても報告文になりがちです。私はいっとき、名詞と助詞だけで作句するというのを習作していましたが、よく動詞は句の中で一個までにおさめようと言われます。動詞が増えると、飾って→待って、という時間の経過が発生するのも、俳句ではあまり好まれません。その瞬間を詠みたいからです。また、待ってるのが、詠み手だけじゃない、詠み手はそれを客観的に見ているのだという作りも俳句的には似つかわしいかもしれません。
イサクさんの提案は、倒置で報告文感をなくし、動詞をひとつにしぼり、かつ、難しい擬人も煩くなく取り入れて、詠み手も花を待っているのですよ、というのを想像させることができていると思います。また、詠み手自身というより、ぼんぼりと桜の木にぐーっと焦点が行く。自分の感情や行動でなく、モノへのクローズアップ→その結果、詠み手の心情が想像できる、という形。勉強になる提案です(^^♪
次の句も楽しみにしています!動詞を減らす、語順の工夫などをぜひ参考にしてみてください!!
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散歩から帰るとき桜並木にぼんぼりが飾ってありました。
今年は2年ぶりに桜まつりを行われるようです。