「すきま風目覚まし替わりに起こされて」の批評
回答者 なお
恵さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。
すきま風、最近はアルミサッシとかが普及しましたから、すきま風が入ることも少なくなりましたが、だからこそ、たまにすきま風に当たると余計に寒く感じますよね。
御句の気になった点は三つ。
一つ目は、恵さんは「すきま風に起こされた」というおつもりで詠んだことと思いますが、読みようによっては、「すきま風が起こされた」ようにも取れます。
二つ目は、中七が字余りで中八になっていること。俳句は五七五が基本ですが、多少字余りになってもそれがいい効果を生むことがあります。しかし、中七だけはかなり厳しく七音と言われるようです。
三つ目は、「時計替わりに」の「替わり」ですが、これは「代わり」だと思います。
そうした点を考慮に入れて、いくつか提案句を考えてみました。
・朝告げる時計代わりのすきま風
・目が覚めて時計見るよりすきま風
・寝坊助の目覚まし代わりすきま風
三句目は「ねぼすけ」です。
またご投句ください!
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時計ではなく
凍るような窓のすきま風で
起きました