俳句添削道場(投句と批評)

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秋空が抱いて黄花の咲き乱れ

作者 大浦美津子  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

秋空の青さの下、黄色い花が満開です。他に何もありません。花が自在に咲いているように見られ、空の青色に抱きしめているように感じられて詠んでみました。

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地平線に咲くコスモス畑かな

回答者 ハオニー

秋空という季語の使い方が気になります
「とりあえず季語だけは」と言おうとしている感じもします

この句から映像を想像したとき、主役はこの黄色い花のほうが自然な感じがしますから、季語はこちらに組み込むべきです
季語が主役にならないとウケませんから

ほかの秋の季語があって秋の句だとわかれば、この空も秋めく雰囲気を帯びてくるので「秋空」という季語は損です
だから空は脇役です

と、主役と脇役を入れ換えるのが、俳句スターター~中級者のやり方です

主役が黄色い花になると、季語として「コスモス」や「キンモクセイ」など、読み手が具体的に想像できる言葉が入ります
それがあると、読み手はこの句を理解してみようと一歩前進するのです

理解してもらおうと、細部まで徹底すると手直しの句まで行きます
まだこれでも完全無欠とはいいがたいですが(

点数: 1

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「秋空が抱いて黄花の咲き乱れ」の批評

回答者 よしはむ

大浦美津子さん、こんにちは。
これはできれば、黄花の名前を具体的に書かれた方が良いと思います。
黃い秋の花というと、例えば、黄花コスモスなどでしょうか?

どんな花なのかわからないと、想像するイメージがかなりぼやけたものなります。

俳句の基本の一つとして、ありのままを写生するというのがあります。
例えば、高浜虚子の「桐一葉日当りながら落ちにけり」などは、情景がはっきりイメージできます。
逆に、抽象的な句は、想像の幅が広がるように思えるかもしれませんが、何が言いたいのかハッキリしないので、情景がイメージできないのです。

点数: 2

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添削対象の句『秋空が抱いて黄花の咲き乱れ』 作者: 大浦美津子
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