地平線に咲くコスモス畑かな
回答者 ハオニー
秋空という季語の使い方が気になります
「とりあえず季語だけは」と言おうとしている感じもします
この句から映像を想像したとき、主役はこの黄色い花のほうが自然な感じがしますから、季語はこちらに組み込むべきです
季語が主役にならないとウケませんから
ほかの秋の季語があって秋の句だとわかれば、この空も秋めく雰囲気を帯びてくるので「秋空」という季語は損です
だから空は脇役です
と、主役と脇役を入れ換えるのが、俳句スターター~中級者のやり方です
主役が黄色い花になると、季語として「コスモス」や「キンモクセイ」など、読み手が具体的に想像できる言葉が入ります
それがあると、読み手はこの句を理解してみようと一歩前進するのです
理解してもらおうと、細部まで徹底すると手直しの句まで行きます
まだこれでも完全無欠とはいいがたいですが(
点数: 1
添削のお礼として、ハオニーさんの俳句の感想を書いてください >>
秋空の青さの下、黄色い花が満開です。他に何もありません。花が自在に咲いているように見られ、空の青色に抱きしめているように感じられて詠んでみました。