「夏山に車で登る雲近し」の批評
回答者 腹井壮
うにこさん、はじめまして。腹胃壮と申します。上五中七が季重なりあるいは「夏」の要不要は別として同じ内容を固有名詞を使って表現できます。
雲近し夏の富士山スカイライン
句跨がりな上計18音の破調ですが参考になれば幸いです。
点数: 1
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作者 うにこ 投稿日
回答者 腹井壮
うにこさん、はじめまして。腹胃壮と申します。上五中七が季重なりあるいは「夏」の要不要は別として同じ内容を固有名詞を使って表現できます。
雲近し夏の富士山スカイライン
句跨がりな上計18音の破調ですが参考になれば幸いです。
点数: 1
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回答者 塩豆
どうもはじめましてです!塩豆と申します。
季語は原則一つということも、句切れについても分かっていらっしゃるようですね。この辺りはクリアしていると思います。
私が少し惜しく感じるのはやや説明的になってしまっていること、そして、「夏山」、「車」、「雲」のどこに注目してほしいのか分からなくなっていることです。
私ならば例えば以下のようにします。
夏山へ登る黄色の雲近し
①「車」を入れるのを諦め対象物を「夏山」、「雲」に絞りました。
②余った文字数で「黄色の雲」としてみました。時間情報を示唆しつつ「頂上で夕焼けでも見るのかな」などの想像の余地を生ませる狙いです。
③細かい話ですが「夏山に」を「夏山へ」としました。「へ」を使った方が上の方向へまさに進んでいる、というニュアンスが強くなります。
「黄色」よりもっといい表現があったかもしれませんが即席ですのでご了承ください。参考になれば幸いです!
点数: 2
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