「赤潮の道裂き進む黒き船」の批評
回答者 ハオニー
赤潮を踏み進むノルウェーの船
ちなみに、こちらはとてもアドバイスしやすいです
現実の光景だと決めうちして差し支えないですし、何より「ノルウェーの船」というバランスを崩しに来た言葉がありますから、これを活かすようにアドバイスすればいいのですから
最大の弱点は「踏み進む」に迫力がないことです
ノルウェー船が水産大国なのだとしたら、その船の積荷が軽いとは思えません
だからもっと動詞が強くないといけないのです
しかし動詞2つにすると、季語「赤潮」が本領発揮しきれないかもです
赤潮は船に裂かれました、なんていう感じでは季語に対するリスペクトが足りませんよと偉そうに言っておきます(
赤潮のまっただ中をノルウェー船が来たとするより、赤潮の端の方からノルウェー船がやってくるに違いないとした方が自然ですし、想像が広がります
赤潮の果てノルウェー船邁進す
ちょっと考えたのですが、「赤潮」「船」「進む」が出たら、海を裂いて進むような光景は見えますね...
だから敢えて「赤潮を裂いたのは何か?」と思わせるような句が出来たらカッコいいなとハオニーは思いました
ハオニーの作風とは違うからこういうのは見せられませんが(
点数: 1
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