俳句添削道場(投句と批評)

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襟巻きにかをる母かな帰り道

作者 よした 山月  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

よろしくお願いいたします。

私は事情もあり、中学校の卒業待たずに一人暮らしをさせてもらいました。
その別れの際に、母お手製のマフラーをもらいました。

でもブランド品がよいお年頃。。。
今考えると子どもですね💧

明らかに既製品とは違う作りに気恥ずかしさもあり
学校へは持っていったものの、友人の前では巻きたくなくて
一人になってやっと首に。

その時、ふわぁっと母の香りがして、申し訳なさと、独りの寂しさから涙が込み上げてきたのを今でも覚えています。

先日、マフラーを失くし(涙)
ふと思い出し詠んでみました。

「かな」を下五につけようと四苦八苦しましたが
至りませんでした…

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「襟巻きにかをる母かな帰り道」の批評

回答者 なお

こんにちは。よした山月様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。これはなかなかです。今までのよしたさんの一連の句とは、ちょっと違いますね。
コメントにあるように、とても一言では語り尽くさない思いがあるにもかかわらず、それを盛り込もうとなさらずに、「母の香り」とだけ詠んでおられます。
これは受け取り方により、色々に読めるとは思いますが、それもありだということで。

御句でちょっと気になりましたのは二点。
一つ目は、「かな」が位置的に中途半端なことです。これはご自身でもお気づきですね。
二つ目は、「襟巻き」と「マフラー」のこと。ご自身は俳句では「襟巻き」と詠んで、コメントではその言葉は一切出て来ず、「マフラー」となさっている。私は俳句でもマフラーでいいと思いますよ。襟巻きを否定するわけではありませんが、もしかして、よしたさんが襟巻きは季語だがマフラーは違うとか思っていらしたらお気の毒と思い、老婆心ながら。

提案句は、皆さんがいい句を置いておられるので私は遠慮しておきます。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「襟巻きにかをる母かな帰り道」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句、いいですねー、ノスタルジック。
中七の「かな」の形がとってつけた「帰り道」に見えるので、
襟巻に母の香残る帰り道
こういう形はどうでしょうか?なんの匂いかも漂わせて。
襟巻を(に・の)母の化粧のにほひかな

点数: 2

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「襟巻きにかをる母かな帰り道」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

エピソードありがとうございます。

これは良い句だと思います。
「襟巻を母親から借りた」「母親の形見の襟巻」という誤読になりますが、その誤読はありなのでは。

コメントから、私なら、という提案句を置いておきます。
やはり「襟巻」だと高級既製品に感じるので・・・母の手編みの要素を入れたいです。

・マフラーに母の網目の帰り道

点数: 1

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「襟巻きにかをる母かな帰り道」の批評

回答者 ちゃあき

句の評価:
★★★★★

山月さん、こんにちは。エピソードにほろとしてしまいました。その年頃の男の子は、母親といっしょに歩くのも気恥ずかしいかったのを僕も思い出します。山月さんの句は抒情的でとても素晴らしいと思います。イサクさんの手編み要素を入れた提案句を僕も置かせて頂きます。
・母の香の手編みマフラー帰り道

点数: 1

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添削対象の句『襟巻きにかをる母かな帰り道』 作者: よした 山月
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