「襟巻きにかをる母かな帰り道」の批評
回答者 なお
こんにちは。よした山月様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。これはなかなかです。今までのよしたさんの一連の句とは、ちょっと違いますね。
コメントにあるように、とても一言では語り尽くさない思いがあるにもかかわらず、それを盛り込もうとなさらずに、「母の香り」とだけ詠んでおられます。
これは受け取り方により、色々に読めるとは思いますが、それもありだということで。
御句でちょっと気になりましたのは二点。
一つ目は、「かな」が位置的に中途半端なことです。これはご自身でもお気づきですね。
二つ目は、「襟巻き」と「マフラー」のこと。ご自身は俳句では「襟巻き」と詠んで、コメントではその言葉は一切出て来ず、「マフラー」となさっている。私は俳句でもマフラーでいいと思いますよ。襟巻きを否定するわけではありませんが、もしかして、よしたさんが襟巻きは季語だがマフラーは違うとか思っていらしたらお気の毒と思い、老婆心ながら。
提案句は、皆さんがいい句を置いておられるので私は遠慮しておきます。
点数: 2
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よろしくお願いいたします。
私は事情もあり、中学校の卒業待たずに一人暮らしをさせてもらいました。
その別れの際に、母お手製のマフラーをもらいました。
でもブランド品がよいお年頃。。。
今考えると子どもですね💧
明らかに既製品とは違う作りに気恥ずかしさもあり
学校へは持っていったものの、友人の前では巻きたくなくて
一人になってやっと首に。
その時、ふわぁっと母の香りがして、申し訳なさと、独りの寂しさから涙が込み上げてきたのを今でも覚えています。
先日、マフラーを失くし(涙)
ふと思い出し詠んでみました。
「かな」を下五につけようと四苦八苦しましたが
至りませんでした…