「湯に浸かり耳澄ましゐる霜の声」の批評
回答者 なお
べいらふまにっくさん、こんにちは。
御句拝読しました。温かなお風呂と壁一枚隔てた外は寒いさむ〜い霜夜だという対比の妙ですよね。霜の声が季語ですね。
対比を活かすために、私は「壁」を入れたいと思いました。
・湯煙の壁の向かふに霜の声
一応置かせていただきましたが、この提案句、まだまだ推敲が必要ですね。失礼しましたm(_ _)m。
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作者 べいらふまにっく 投稿日
回答者 なお
べいらふまにっくさん、こんにちは。
御句拝読しました。温かなお風呂と壁一枚隔てた外は寒いさむ〜い霜夜だという対比の妙ですよね。霜の声が季語ですね。
対比を活かすために、私は「壁」を入れたいと思いました。
・湯煙の壁の向かふに霜の声
一応置かせていただきましたが、この提案句、まだまだ推敲が必要ですね。失礼しましたm(_ _)m。
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回答者 イサク
こんばんは。
雰囲気はどこか出ているような感じになっています。
こういう句で俳句を作っている感を出してしまうのが、初心者としては最初の関門ですね(自分のことは棚に上げます)
◆上五「湯に浸かり」と説明せずに、状態を表したいです。
最終的に言いたいのは「壁の向こうの霜(の声)」ですよね?
風呂に入っている描写が要るかどうか?まで考えてみてください。
◆逆に「夜」という情報がありませんが、どうでしょう?
要るか要らないか?
◆下五「霜の声」の擬人化が微妙です。
これは「霜の声」以外の上五中七に「声」である必然性が出せていないからです。
この句ならば「音」でもいいでしょう。
しかしそもそも、目の前に見えていない「霜の声」「霜の音」とするのは、若干ファンタジーに寄りすぎている気がします。
とりあえず「夜」「風呂」「霜」「音」全部の要素を入れてみた提案句です。
・あたたかな湯船しづかに霜の夜
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回答者 げばげば
こんにちは。
2句目きましたねー。いいですねー(^▽^)/
御句。霜の声という季語は私も大好きな句です。しーんとした霜の夜、しーんきーんという音が聞こえてきそうな。こういう季語を使うときはやはり屋外の方がいいような気がします。声、と出てきている以上、詠み手は耳を澄ましているとわかるので、これは省きたい措辞です。
上五も、自分はぬくぬくのところで、外の霜夜を思っている対比の狙いもあるのかもしれません。湯にこだわりがあるなら、
「あたたかな湯船しづかに霜の夜」イサクさんの対比きれいですね。
やはり、霜の声を使うなら、屋外がいいかなあ、イサクさんの霜夜の方がしっくりきます(^▽^)/
さあ、二句目いかがだっただしょう。私のこのサイトに訪れた2句目は「雨上がり」「緑陰」と使って、意味的に重複している言葉が重なってもったいないからいらない!ってイサクさんに言われたのを覚えています(*'▽')本当に、ココ!というところを突いてくださるので、助かりますよねー。また3句目楽しみにしています。
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こんばんは。寒い日には温かいお風呂が何よりですね。先日、真夜中に湯船に浸かりながら、壁一枚向こうの凍てつく夜道を想っていた時の事を思い出して詠んでみました。