「音絶へし散骨の海雪しまく」の批評
回答者 なお
こんにちは。よし造様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。散骨は私は経験したことありませんが、想像するに、当然ですが賑やかに行うものではなく、荘厳な雰囲気の中で行うのでしょうね。
その意味で、「音絶へし散骨の海」という流れはよくわかりました。
作者は船に乗っているのだと思いました。散骨の経験はありませんが、浜辺や崖の上からやるものではないと思っていました。テレビで見たのは、船のデッキから撒いていました。
私は、「雪しまく」の意味を存じませんでした。なんとなく、雰囲気から、しっとりとしたイメージかと思いました。
調べましたら、吹雪のようなものだと。途端に情景が変わりました。
強い風の吹き付ける雪の中での散骨というのはありだと思います。ただ、私は、私のように季語にあまり知識のない人向けに、風を穏やかにした提案句を置かせていただきます。句意に背いて申し訳ありません。
・音絶へし海へ散骨細雪
点数: 0
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
先日、眼前の海から想像した句です。