俳句添削道場(投句と批評)

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闘志萌ゆ梅雨の朝熊の校庭に

作者 ど素人俳人  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

人生初俳句です。
プレバトの知識だけで作ってみましたが、出来がどうなのかさっぱり分からず。。。
広がる山々、大自然に囲まれた状況、というお題で詠みました。
この句から自分の意図していることが、読み手に伝えられているかが知りたいので、読み取ったイメージを教えていただければと思います。
また、表現や文法等、ご指摘あればお願いします。
句意は下記のとおりです。

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広がる大自然から、地方の田舎の学生時代の時の映像や想いを連想しました。
教室から外を見ると梅雨入りして降り続いてる雨とその向こうに朝熊山の大自然が広がっています。そこから視線を落とすと校庭には多数の水たまり。
外で行う運動部に所属しているが雨のせいでなかなか練習が出来なくて鬱々としそうになる気持ちとは裏腹に、夏の大会に向けてやる気・闘志だけは大きく育っていく心情を表現しようとしました。
梅雨が明けた先に校庭で目一杯練習することで、梅雨の間押し込められていた闘志は本当は朝熊山のように大きい物だぞ!という心情を「萌ゆ」に込めました。
夏に向けた意気込みの句です。

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「闘志萌ゆ梅雨の朝熊の校庭に」の批評

回答者 腹井壮

ど素人俳人さん。はじめまして。ど素人どころか俳人との自覚すらない腹胃壮と申します。コメントから本気で俳句に取り組もうという姿勢が見えますね。ですが結果として情報量が多過ぎになりました。俳句は一瞬を詠む文藝なので多過ぎる情報は邪魔になります。この作品が俳句であるからには主役は季語でありその相手役のヒロインに運動部を抜擢します。ですから私もこの句に「朝熊」という固有名詞は不要と判断します。

入梅や「ファイト!!」の響く体育館
梅雨寒や「ファイト!!」の響く体育館

>外で行う運動部に所属しているが雨のせいでなかなか練習が出来なくて鬱々としそうになる気持ちとは裏腹に、夏の大会に向けてやる気・闘志だけは大きく育っていく心情を表現しようとしました。

このコメントから放課後のグラウンドで練習できない部員達はどこで何をしているのか想像します。そしてその想像をわかりやすく伝わる言葉に変換し敢えて下五を字余りにしました。

参考になれば幸いです。

点数: 1

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「闘志萌ゆ梅雨の朝熊の校庭に」の批評

回答者 ハオニー

はじめまして
プレバトを観て、そこから言葉の使い方を吸収している自信があるハオニーです

感想を...
私、読み方を間違えていました
「梅雨の朝に闘志を滾らせて熊と戦おうだなんて、どこの番長だよ
正気じゃないぜ」
と思っていました

意図を見て、読み間違いには気がつきました
しかし、「朝熊」という地名はそれほど必要ありません
逆に「朝熊」と地域を限定したことがマイナスに働いています
梅雨の間に闘志を溜め込んでいるのは、朝熊に限った話じゃないのです

闘志が朝熊山のように大きいなんて喩えは、ほとんどの人に通じていません
朝熊という地名の唐突な出現にポカーンとしてしまいます

梅雨期間の晴れた日に、運動部の方々が闘志を滾らせている様子を映像化する、という方向でやってみましょう

校庭を滾る鼓動や梅雨晴間

これなら、校庭にいる誰かが熱い思いでそこにいることがわかります
すると、梅雨の間に溜め込んでいた思いを爆発させているのかもしれないと想像することもできます

俳句は思いを書くものではなく、映像に思いを託す詩です
プレバトではそのような句が気に入られるようです

点数: 3

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「闘志萌ゆ梅雨の朝熊の校庭に」の批評

回答者 かぬまっこ

今日は👋😃はじめまして✨朝熊は山の名前なのですね。(^^;
句を一読して「梅雨の朝、校庭に熊が出で闘志が燃えた」と解釈しました。朝熊山とした方がよいと思います。また、「闘志萌ゆ」ではなく「闘志燃ゆ」だと思います。しかしながら梅雨の季語と「闘志燃ゆ」
の取り合わせはミスマッチのように思います。「闘志燃ゆ」をいいたいのであればそれにふさわしい季語がいいと思います。
たとば「青嵐」なんてどうでしょうか。朝熊山は「あさぐまやま」と読むのでしょうか❔

🔷青嵐朝熊山へ闘志燃ゆ

梅雨にこだわるなら

🔷梅雨明や校庭走る陸上部

この句は添削から離れましたね。(^^;

点数: 2

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「闘志萌ゆ梅雨の朝熊の校庭に」の批評

回答者 塩豆

はじめましてです!塩豆と申します。
句意も併せて拝見しました。発想そのものは初心者のレベルより高いと思います。しかし込めたい情報が多すぎてそれを上手く表現できていない感があります。私なら「朝熊」という固有名詞を諦めます。固有名詞は具体性を高めたり個性を出す上でかなり有効な手段ですが、乱暴にねじ込んでしまうとマズイかもです。

梅雨晴や闘志に滾る水溜り

これでも少し伝わるかどうか、若干の不安はありますが……、幾分スッキリとできました。
朝熊をどうしても入れたいのであればもう一句、独立で作ってしまうのがいいと思います。

点数: 1

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