俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

風に落つ紫陽花ありや雨近し

作者  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

この春から俳句をはじめました。
入門書、歳時記と辞書で悪戦苦闘です。
初投稿ですがよろしくお願いします。

こちらでは、このところ梅雨冷えの日が続いておりますが、そちらではいかがでしょうか。

最新の添削

「風に落つ紫陽花ありや雨近し」の批評

回答者 腹井壮

ジャズさん、こんばんわ。一日一句詠む習慣があるならその句を新聞の俳壇に投稿する事をお勧めします。内容や選者によっては添削した上で入選の場合があります。地元紙でも全国紙でもネットの応募フォームやメールで投稿できる新聞が増えています。自分は東京新聞の小澤実選がメインです。

点数: 0

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「風に落つ紫陽花ありや雨近し」の批評

回答者 塩豆

どうもはじめましてです!最近はエンリコピエラヌンツィにハマっているジャズ大好きな塩豆です。
さて、春から俳句を始められたとのことですがよく勉強されているなという印象を受けます。一句拝見しただけですが、問題点、弱点を消化していくことでドンドン伸びそうな気がします。以下、私が気になった点を三つあげます。
まず一つ目の最大の問題点は文法のミスです。おそらく「落つ」は紫陽花を修飾する連体形のつもりだったと思うのですが、正しくは「落つる」となります。
二つ目は「雨近し」という説明的なフレーズで、もともと全体的に説明的な印象のある俳句にトドメを刺してきている感があります。
三つ目は「あり」という動詞。これが不必要な気がします。何か雑然とした印象を受けるのですがその理由の一つは動詞が二つあることでしょう。ここでの「あり」は効果が薄いので取っ払ってしまうのが得策な気がします。

紫陽花の風に落つるや○○

自分ならみたいな感じにします。○○に何を入れるかがまた難しいですが……。

点数: 2

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「風に落つ紫陽花ありや雨近し」の批評

回答者 腹井壮

ジャズさん、こんばんわ。はじめまして。腹胃壮と申します。宜しくお願いいたします。雨と紫陽花は誰しも思い付く取り合わせですが雨が降る一歩手前というところがこの句のキモですね。俳句の本質から勉強されていると感じました。ところで最近知ったのですが「雨兆す」は季語ですが「雨催ひ」は季語にならないのです。ですから自分なら

紫陽花の蕊の揺るるや雨催ひ

とします。拙い添削ですが参考になれば幸いです。

点数: 2

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「風に落つ紫陽花ありや雨近し」の批評

回答者 ハオニー

はじめまして
濃紫陽花が気に入っているハオニーです

既に文法的な説明はきちんとされているので、ハオニーは違った方向からのアドバイスを...

気になるのは「雨近し」と「ありや」です
「雨近し」は雨が近いな、というイメージで終わってしまいます
雨の雰囲気を出すならば私は「雨匂う」を選びます
五感に訴えるようにすると、読み手に届きやすいのです

そして「あり」を活かすなら、「ありけり」です
「ありや」よりも「ありけり」の方が、俳人は好みです
きれいにまとまりますから

こうなると季語「紫陽花」の傍題「四葩(よひら)」が活きます

風に落つる四葩ありけり雨匂ふ

これは添削とは少し違うのです
「作者自身がその句の世界にいるかもしれない雰囲気を出す」
このような句を目指してはいかがでしょうかというハオニーの提案なのです
ジャズ様はきちんと勉強なさっているようですので、ある程度作者としての方向性も身につけられるかと思います

余談ですが、ハオニーの方向性は「季語以外は伝わりやすい言葉で」です
読み手が季語を理解してくれると信じて深い俳句をつくっています

点数: 2

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「風に落つ紫陽花ありや雨近し」の批評

回答者 塩豆

すみません、先程少し変なことを書きました。挙げさせてもらった添削例ですがアレはおかしいです。

紫陽花の風に落ちたる○○
(↑連体形にして倒置して紫陽花にかかる。切れが生じる)
または
紫陽花の風に落ちれば○○
(↑已然形にして「風に落ちてそして…」と続くようになる。切れは生じない)

みたいか感じがいいと思います。ややこしくしてしまいすみません!

点数: 1

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「風に落つ紫陽花ありや雨近し」の批評

回答者 塩豆

三度すみません。
已然形は「落つれ」でした。
また、連体形とは助動詞の「たり」か連体形になって「たる」になっている、という意味です。

ホントすみません🙇

点数: 0

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