俳句添削道場(投句と批評)

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直筆の手紙沁み入る秋の月

作者 虎馬  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

友人から送られた直筆のメッセージを読んで、久しぶりに人の優しさに触れた月夜を詠んだ句です。

最新の添削

「直筆の手紙沁み入る秋の月」の批評

回答者 なお

虎馬さん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。

感想は先のお二人と同じです。沁み入るというお気持ちはよくわかるのですが、俳句では沁み入ると言わずに沁み入る気持ちを表わしたり、丸ごと季語に預けたりします。

私の提案句は、感想がお二人と同じですからどう頑張っても同じ提案句しか出てこない。
でもそれではつまらないので、角度を変えてみました。

・友からの手書きの文や秋の月

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「直筆の手紙沁み入る秋の月」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
2句目拝読しました!

御句。メールLINEの時代に、直筆の手紙というのは、身に染むものがありますね。その気持ちを染み入ると書かずに、「秋の月」という季語の力だけで、あー、しみじみとその手紙をよんでいるのだなあとそこはかとなく読み手に想像させることができるのが、俳句のおもしろいところです。
直筆の友の手紙や秋の月
これで読む人は、詠者がどんな気持ちで手紙を、そして月を眺めているのだろうと想像してくれます。遠くにいる友人もこの月を見ているのだろうかと思いを馳せているようにも読めます。いかがでしょう。

点数: 2

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「直筆の手紙沁み入る秋の月」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。
お名前を変えられたのでしょうか?

げばげば様の説明にほぼ同意です。
「直筆の手紙」と「秋の月」の取り合わせは良いと思います。
「沁み入る」と心情を説明的に書かずに、「(手紙を受け取った人は)しんみりしたんだな」「感動したんだな」と読者に思わせるようにしたいところです。

提案する句はげばげば様と一文字違いです。

・直筆の友の手紙へ秋の月

助詞一文字の違いも、句の受け手の受け取り方に影響しますので、いろいろ考えてみてください。

点数: 0

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添削対象の句『直筆の手紙沁み入る秋の月』 作者: 虎馬
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