「花道を馬鹿めと揚がる帰り花」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
歌舞伎は詳しくないですが、用語はなんとか・・・
「花道を振り返り『馬鹿め』と決める」のですかね?
「花道を揚がる」「花道を戻る」と途中を説明するより、その瞬間を狙った方が良いと思うのです。と言いながら提案句は出ません。「返り花」という季語と重なりすぎますので・・・
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作者 長谷機械児 投稿日
回答者 イサク
こんばんは。
歌舞伎は詳しくないですが、用語はなんとか・・・
「花道を振り返り『馬鹿め』と決める」のですかね?
「花道を揚がる」「花道を戻る」と途中を説明するより、その瞬間を狙った方が良いと思うのです。と言いながら提案句は出ません。「返り花」という季語と重なりすぎますので・・・
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回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
白杖の句コメントありがとうございます😆
浅学で弱法師を知らず。早速ググッてみましたが、いいおはなしですね。能の演目なのですねー。確かに話がかぶるので、選者の先生ならご存知でしょうね。なるほどー。
さて御句。歌舞伎についてもあまり詳しくはありませんが、俳句にしたいタネはたくさんありそうですね。前書きありで掲句を見ると、カッコいい方だったんだなあと思いますね。
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回答者 なおじい
こんにちは。長谷機械児様、いつもお世話になってます。
長谷さんは歌舞伎にお詳しいのですね。私などは吉右衛門さんは鬼平犯科帳でしか知りません。
ですから、馬鹿め、とかはわかりません。
ご懸念の「揚がる」につきましては、私も若干の違和感がありました。調べましたら、「揚がる」は遊郭に遊ぶことも言うらしいです。落語「付き馬」でもありますね。
で、ここは私は「戻る」でどうかと思いました。
・花道を馬鹿めと戻る帰り花
そうすると「戻る」「帰る」と繋がってしまいますので、この手当ては必要ですが。
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
前書とか付けないと通じないかもしれませんが、吉右衛門丈追悼句の意識で作りました。
素人俳句で追悼句など作ってみても、日の目を見る宛てが無いのですが、こちらに。
記憶に残っている演目は「熊谷陣屋」(一谷嫩軍記)、「河内山宗俊」(天花粉上野初花)…どちらも春の舞台設定の演目ですが、今は冬なので季語「帰り花」を選んでみました。そして、最も記憶に残っている場面――「河内山宗俊」の最終盤、花道を悠々引き揚げる途中で立ち止まり、舞台の大名屋敷の方を振り返って「馬鹿め」と言い放つ――を取り合わせたものです。
・「揚がる」という動詞が合っているかどうか。「引き揚げる」と出来ればそれが一番ながら音数が足りず。「下がる」では取組を終えた力士のようだし、「引く」では花道でなく幕を引いているようだし…。