夏の朝小さな影なき通学路
作者 塚本夏樹 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「夏の朝小さな影なき通学路」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。
2句目拝読しました!
御句、気取らぬ言葉の句で好印象です!いつもあったものがないということに気づくという、否定型が俳句っぽくていいなあと思います!
中八になるので、小さき影なき、にしてみました。「ちさき」です。
夏の朝で季語はありです。ただ季節と時間を伝えるという意図だけなら、季語のパワーで違う印象を届けられるかも。場所を前に持ってきてみました。
通学路小さき影なき夏の果
通学の小さき影なき晩夏かな
小さき影なき通学路へ夏風
点数: 0
添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>
「夏の朝小さな影なき通学路」の批評
回答者 かぬまっこ
こんにちは👋😃
はじめまして、かぬまっこと思います。
季語は夏ですね。出来れば今の季節の季語で詠むと良いです。俳句とはそういうものだと思っています。特に表に出す時はね。
しかしながら、ここは添削道場なので、そんな堅苦しいことはないでしょう。
御句は形的には出来ていると思います。
コメントから句にしますと
夏休み小(ち)さき影なき通学路
ただ、こうしますと夏休みだから通学路に子供はいないという理屈になってしまって詩がありませんね。
例えば当季の季語を使って、こんなのはどうでしょうか❔
冬林檎小(ち)さき影なき通学路
点数: 0
添削のお礼として、かぬまっこさんの俳句の感想を書いてください >>
「夏の朝小さな影なき通学路」の批評
回答者 なお
塚本夏樹さん、こんにちは。御句の感想と提案句を、置かせていただきます。
まず良い点。ご自身のコメントが抜群に良くなりました。背景がわかりやすくなりました。こういうコメントですと、評価させていただくのに有難いです。
次に気になる点です。一つ目は季節です。これについてはかぬまっこさんがすでにおっしゃっています。この道場は必ずしも兼題を詠まなければいけないということではなく自由ですが、俳句は季節感というものが大事ですので、みんなで立冬だとか小雪だとか、季節にはこだわっています。季節にこだわると、色々と見えてきて面白いですよ。
次に、「中八」です。「小さな」だと「ちいさな」と読むので八音になります。俳句は五七五が定型ですが、一音の字余りは必ずしもいけないことではないようです。しかし、中七だけは、中八になるのは避けた方がいいようです。ですので他の皆さんは「小さき」と「ちさき」にしています。
最後に「影なき」です。これは私の個人的な感覚かもしれませんが、どうも「影」だと、元気な子どものイメージが浮かばず、幽霊かなにかのような気がしてしまうのです(キツく聞こえたら申し訳ありません)。
というわけで、私の提案句です。
・冬の朝小さき姿の見へぬ路
季節は今、冬にしました。そもそも御句は夏休み中だからその通学生さんの姿が見えなかったのではないですか?
「小さき」は上述の通りで、「影」は「姿」に、また、「通学路」は入りきらなくなったので「路」とさせていただきました。
長々とすみません。ご参考になれば幸甚です。
点数: 0
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
その他の添削依頼
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
孫が夏休みの時、ふと窓から外を見ているといつもいるはずの通学生(小学生)が
見当たらなかったです。少し寂しい気持ちを「影」で表したのですが……
これで私の思い浮かべたことがかけているのでしょうか?
俳句初心者なので皆さんのご意見を教えてほしいです。(ダメなところ・よい表現
それを踏まえた句など)
よろしくおねがいします。