「白菜を日陰に並べ計る塩」の批評
回答者 なお
こんにちは。あつこん様、いつもお世話になってます。
あつこんさんのご投句のスピードに老人は追いつけず、なんだか間の抜けた感想や提案句になってしまいそうですが、本句のご投句はまだ二日前!私などはまだ白菜の句を詠んでいませんよ。早くしなければ。
というわけで御句です。
イサクさんがコメント置いていらっしゃるので、その通りなのですが、私からも、自分の勉強兼ねてお伝えします。
「白菜を並べて塩を計る」と、動詞が二つ続いていますよね。主語が異なると俳句がわかりにくくなりますが、どちらもあつこんさんの動作であり、それは大丈夫です。
ただ、動詞が続くとどうしても説明的になりがちです。段取りみたいというか、報告みたいというか。
そもそも、俳句は情景描写の文学であって、動作の報告や心理/感情の描写ではないようです(自分に言ってます)。
ですので、頑張って考えたのが次の提案句です。
・白菜の並べられたる納屋の陰
・白菜の塩振られたる樽一つ
私は動作や心理、感情を入れたがるタイプですので、上記のような句は人さまの提案句でないと作れません(笑)。
点数: 1
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これからの時期、白菜のお漬物は欠かせませんね。