「新監督就任会見霧澄みて」の批評
回答者 なお
こんにちは。イサク様、いつもお世話になってます。
拙句「霧の朝」早速のコメントと、ご提案句有難うございました。私の経験は大したものではありませんが、出来るだけ実体験に即したものを詠ませていただきたいと思っており、投句の都度、恥ずかしながらコメントで背景を披露している次第です。
さて御句、最初に添削依頼一覧に並んでいるのを見つけた時は、よもやイサクさんの句だとは思いませんでした。
ここからはお気を悪くなさらずにお聞きいただきたいのですが、そう思った理由は、これまで勉強させていただいた中で、あまり良くない例とされている要素が詰まっていたからです。
まず、三段切れ。新監督/就任会見/霧澄みて、となっています。
次に字余り。六八五になっています。もちろん字余りが必ずしも悪いわけではないと思いますが、この句では定型に収めることができるのではと思いました。
次に、季語の扱いです。新監督の就任会見と霧が結び付かず、例の二物取り合わせとか思いましたが、もしかしたら、いわゆる「モヤモヤした雰囲気」という意味で「霧」をお使いか?と思いました。確かにあの新監督の登場は停滞したムードをスカッと払い除ける迫力がありましたが、季語はそういう使われ方でもいいのかなと思いました。
私はこの会見シーンを霧と結び付かることが出来ず、むしろ次のような句にたどり着いてしまいました。
・ユニークな監督出でて春近し
とにかくイサクさんのことですので、何かを示唆するための作句であろうと思います。私のコメントが、的外れでないことを祈ります。
点数: 1
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ちょっと阿りすぎました。