俳句添削道場(投句と批評)

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柳散るもまくら小三治芸永久に

作者 卯筒  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

柳家小三治師匠といえばまくら
好きな噺家さんがまたひとり黄泉に旅立たれました。
追悼の句です。

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色変えぬ松あり小三治のまくらあり

回答者 秋沙美 洋

こんにちは。

落語はあまり詳しくありませんが、「まくら」が意味する所は辛うじて知っておりました。小三治氏の訃報もニュースで最近知ったばかりです。
その上で御句は直接的過ぎるというか…柳家小三治氏への追悼の意を込めて「柳散る」というのは、何というか、あんまりじゃないですかね。
小三治氏は亡くなってしまいましたが、氏の落語はこれからも遺り続けて人々に笑いを与えるはず。それを句の中とはいえ勝手に散らせてしまうのは、如何なものかと思います。

俳句の文法的にも申し上げますと、「まくら小三治芸永久に」この辺りが詰め込みすぎで、助詞の省略の仕方にかなり無理があります。
という事で季語をまるっと変えた提案句を置いていきます。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「柳散るもまくら小三治芸永久に」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

小三治師匠は、ついつい噺よりそっちに興味が惹かれちゃいますね。
「げいとわに」ですよね、下五。
柳散る、で秋の季語にしてきたのがいいですねえ。この秋の風と柳。

小三治のまくらも永遠に柳散る

あえて「も」にしてみました。もちろん「噺」も小三治師匠の記憶も何もかも。
小三治のまくらも何もかも永遠に(受け継がれていくだろう)。柳は散っているけれど。という感じの語順にしてみました。いかがでしょう。

点数: 1

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添削対象の句『柳散るもまくら小三治芸永久に』 作者: 卯筒
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