色変えぬ松あり小三治のまくらあり
回答者 秋沙美 洋
こんにちは。
落語はあまり詳しくありませんが、「まくら」が意味する所は辛うじて知っておりました。小三治氏の訃報もニュースで最近知ったばかりです。
その上で御句は直接的過ぎるというか…柳家小三治氏への追悼の意を込めて「柳散る」というのは、何というか、あんまりじゃないですかね。
小三治氏は亡くなってしまいましたが、氏の落語はこれからも遺り続けて人々に笑いを与えるはず。それを句の中とはいえ勝手に散らせてしまうのは、如何なものかと思います。
俳句の文法的にも申し上げますと、「まくら小三治芸永久に」この辺りが詰め込みすぎで、助詞の省略の仕方にかなり無理があります。
という事で季語をまるっと変えた提案句を置いていきます。
点数: 1
添削のお礼として、秋沙美 洋さんの俳句の感想を書いてください >>
柳家小三治師匠といえばまくら
好きな噺家さんがまたひとり黄泉に旅立たれました。
追悼の句です。