「鈴虫と月の明かりは仲良しだ」の批評
回答者 なお
若草あやめさん、こんにちは。初めまして。
御句の感想を置かせていただきます。
6歳の息子さんの作品であるとのことで、まずは素晴らしい感性だと思います。
それ以前に、というか、それ以上に、あやめさんが素晴らしい。息子さんにコメントにあるような風雅な寝室を提供してあげている。そもそもここからでしょう。
豊かな感性の育まれた背景がわかりました。
さて、すでに多くのコメントが出ていますので、私はちょっと違う方向から。
私は、息子さんに、どうして鈴虫と月が仲良しだと思ったのか、聞いてみたいです。凡人だと、
「鈴虫も月もどちらも友だちだ」
とか、「大好きだ」のように、自分を中心に状況を捉えると思うのです。
しかし息子さんは、
「鈴虫と月は仲良しだ」と彼らの関係を客観的に見つめ、さらに、単に「月」というだけでなく「月の明かり」と具体性を出しています。すごいですね。
ぜひ、ほかの句も拝見したいです。楽しみです。
点数: 1
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6歳息子作。
秋風が心地よく、鈴虫の声が聞こえ月明かりが差し込む静かな寝室にて。