「名月や気づけば膨らむ彼の頬」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
ちょっと句の受け手への説明の足りない句です。
コメントを読まずに「名月に見とれすぎてしまって、きづけばほったらかしの彼氏が怒っていた」という女性の句だと思いました。
◆「彼」・・・最初は「名月」のことを擬人的に言っているのだと思いました。
句に登場していない人間だとして、せいぜい「彼氏」のことかと・・・
こども?ペット?夫?コメントからも確定はできませんが、先に登場していない人物を「彼」と言っても伝わりません。
◆「膨らむ頬」・・・怒っているのかと思いました。
何か食べているとは全く思いませんでした。
◆「気づけば」・・・気づいているから、その後の描写は描けているので、この四音は省略可能です。他のことに音数を使ってもいいです。
◆名月以外の中七下五の十二音では、全部の情報は入らないかと思います。何を省略しましょうか・・・「団子」という情報は欲しいです。
「彼」との人間関係もわからないと映像が想像できませんので、仮に「夫(つま)」とします。「吾子」にはすぐに変更可能です。
・名月や団子頬ばる夫の顔
・名月や夫は団子に手を伸ばし
・名月や「月より団子」なりぬ夫
点数: 1
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月に気を取られていたらいつのまにか減ってた月見団子、ありきたりなんですがそのままよんでみました。
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