「稲妻で刹那に死ねば楽なのか」の批評
回答者 なお
こんにちは。ドロップ様、いつもお世話になってます。
御句、それほどまでに思い詰める辛い夜があったのですね。ちょうどその日に雷鳴が、轟いていたのか、雷鳴は頭の中なのかはわかりませんが、いっそこの世から、瞬時に消えてなくなりたい、という気持ち、わかるような気がします。しかしそれは若い人の考え方ですね。私のような年寄りは、二つの相反する考え方の中で生きています。
・長生きしたい
・ぽっくり死にたい
さて御句ですが、「打たれて死ぬ」ようなどかーんと落ちてくるのは、稲妻でなくて雷ですね。夏の季語。稲妻は光だけです。ちなみに稲妻は、稲が実る頃のものなので秋の季語です。
提案句ですが、稲妻は、げばさんもおっしゃっていますが、稲作の神様的存在?ですので、あまりこれで人を死なせたくないと思いました。
また私は、これは個人的なことで申し訳ないですが、句中に「死ぬ」という言葉は控えようと思っていますので、次のようにさせていただきました。
・雷に打たれていつそ消へたき夜
・雷よ壊しておくれこんな自分
もう辛い夜は乗り越えられましたか?翌日まで降り続く雨は少ないといいますよ。
点数: 1
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辛いことがあった夜のこと