俳句添削道場(投句と批評)

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秋刀魚の目澄んだ黒目が見てゐます

作者 長谷機械児  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

お題が「さんま」とあって、スーパーの鮮魚売り場に行って、売られているさんまを見てくる。白目黒目が割とハッキリしてる魚なのですね。
家で焼き魚などしないので、初めてまともに見た。子どもの頃の記憶では、氷一杯のトロ箱に入れられていて、店員に何匹と言えばビニル袋に入れてもらっていたのだが、今では2~3尾ずつパックに並べられていて、幾らでも眺めていられる。
まあ、どんな目で訴えられても、私は買わないのですが(煙と匂いが気になるので)。

 澄みし目を我に向けたる秋刀魚かな

文語ならこんな感じだろうけれど、「澄みし」の言い慣れない感がどうにも気になって、「澄んだ」とする口語で再構成してみました。(これは、ただの文ではないでしょうか?)

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「秋刀魚の目澄んだ黒目が見てゐます」の批評

回答者 負乗

機械児さん、こんばんは😀
いつもコメントありがとうございます。
尻取りの「針の穴」は、深い意味は
ありません。キリストの比喩が面白かったのと、あとは、てきとう、です。暦を見ていたら「不成就日」なる言葉が、偶然あったので… それだけです。
「人の腹〜秋刀魚焼く」は、"つついて"ですね。台所での、おのろけ話です。

御句、文語のほうが断然良いと思いました。
「澄みし目を我に向けたる秋刀魚かな」
類型句っぽいですけど、「我に」で、少しインパクトが出ているかな、と…

口語の掲句だと、何かそのあとの"歌詞"があるような感じがしますね。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「秋刀魚の目澄んだ黒目が見てゐます」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句、こういう句私好きです。口語でもこういう狙いはありのような気がします。
実は私も秋刀魚の目で句を詠みたくて、先日のぎぎうの句は実景じゃなかったのですが、実景は秋刀魚の目がスタートでした。秋刀魚の目にズームアップしたくなるのわかりますー(*'▽')

秋刀魚が無垢な目で見てゐるぢやないか

岩陰のぎぎうも鳴いてるぢやないか

岩陰のぎぎよ我が家で鳴きませふ

こういう変化でした。長谷さんの見ている視点に私も目を寄せられていてうれしいです!でも、2人見ていたら、類想なんですかねー?いいとこ目を付けたと思ってたんですが。他にもそういう例句あるのかなー。
とにもかくにも好きな句です(^▽^)/

点数: 1

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俎板の秋刀魚の黒目澄んだまま

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

魚屋やスーパーに並んだ魚の「目」、これ自体は「見られているのが気になって料理できない」「見られているみたいで食べられない」という人もいるほどインパクトがあるもので、この描写だけで終わったら「類想」ですね。
類想そのものは共感でもあるので、いかに生かすか、かと。
言い換えれば、この句は共感の句としては良い出来です。

あ、「秋刀魚の目が澄んでいる」のは良い発見と思います。

御句の工夫は「秋刀魚の目」「澄んだ黒目が」と「目」を二度念押ししたところと、「澄んだ」「見てゐます」と現代口語調にしたところにあると思います。
これらはいずれも言い回しの変化にとどまってしまっているので、もう一工夫、何か欲しいような気はしますね。
提案句は、とりあえず風景を追加です。安直感ありますね。

点数: 1

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「秋刀魚の目澄んだ黒目が見てゐます」の批評

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

機械児さん、こんばんは😀
いつもコメントありがとうございます。
尻取りの「針の穴」は、深い意味は
ありません。キリストの比喩が面白かったのと、あとは、てきとう、です。暦を見ていたら「不成就日」なる言葉が、偶然あったので… それだけです。
「人の腹〜秋刀魚焼く」は、"つついて"ですね。台所での、おのろけ話です。

御句、文語のほうが断然良いと思いました。
「澄みし目を我に向けたる秋刀魚かな」
類型句っぽいですけど、「我に」で、少しインパクトが出ているかな、と…

口語の掲句だと、何かそのあとの"歌詞"があるような感じがしますね。

点数: 0

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