俳句添削道場(投句と批評)

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湯引きした鱧に梅肉コンチキチン

作者 小西晴菜  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

しりとりゲームの「ゆび」の時に間に合わなかった句です。季節が祇園祭の頃に戻ってしまって恐縮です。
拙句「かなぶんぶん」「肩ぐるま」褒めていただき、とても嬉しいです。日頃、あれこれ迷って投句断念することも多いので、しりとり方式は、私にとっては「縛り」というより、決断を促してもらえる感じで有り難いです。

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「湯引きした鱧に梅肉コンチキチン」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。小西晴菜様、いつもお世話になってます。

拙句に心温まるコメント有難うございました。力が湧いてきます。

御句、夏らしい、いい句ですね。
京都ご舞台ですね。夏のハモ料理、私は最後に食べたのはもう三十年以上前?ですので湯引きしたものなのか、梅肉で食べたのか、忘れてしまいました。骨切りしたものを何かに付けて食べたので、蒲焼きではなかったことは確かです。

京都の料亭で、季節のハモ料理に舌鼓を打つ。どこからか祇園祭のお囃子がコンコンチキチン、コンチキチンと聞こえてくる…。いいですねー、夏ですねー。今はもう涼しくなってしまいましたが、涼味たっぷりの素敵な句です。

ただ、敢えて言わせていただくと、いい響きの下五のコンチキチン、知らない方には「なんのこっちゃ?」ですよ。だからと言って、祇園祭と入れてしまうと、音数は別として季重なりになりますか。難しいところですね。

このところ頭が秋刀魚で占領されていましたが、久々にハモの登場でちょっと場面が変わりました。有難うございました!

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「湯引きした鱧に梅肉コンチキチン」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

しりとりの方の句と比較するのもアレなのですが、こちらの御句はちよっと季語や情景が散漫になっているように見えます。
◆冒頭上五「湯引きした」という季語の説明からの入りが気になります。
◆「梅肉」は悪くないのですが季語「鱧」と同じくらい強くなってしまっていますね。
◆そこに下五で突然風景の祇園囃子が登場しますね。この単語を「祇園囃子」という意味で使ったら、「祇園祭」「鱧」の季重なりです。

という「鱧」「梅肉」「祇園囃子」みっつが強いせいだと思います。
取り合わせるならばせめてふたつ。
「鱧料理」と「祇園祭」同時に出すのは俳句では難しいかもしれません。

点数: 2

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「湯引きした鱧に梅肉コンチキチン」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

しりとり俳句、とてもいいですねー。どちらもいいですね。柘榴の実に向けて肩車をしているなんて、もう光景が浮かぶし、味わいの感慨がじわーっと出てきました。

御句、これは前半、夏らしいなあという食卓をイメージしていましたが、下五で一気に、京都、祇園の祭りですかね。そういう、いい意味での裏切り感が巧い流れになんっていると感じました(^▽^)/
しりとりも、楽しみにしていまーす。

点数: 1

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添削対象の句『湯引きした鱧に梅肉コンチキチン』 作者: 小西晴菜
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