俳句添削道場(投句と批評)

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秋の夜百足出現取り逃す

作者 ヒロちゃん  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

湿気があってむかてが 毎夜でます

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百足虫取り逃し朝まで眠られず

回答者 なおじい

ヒロちゃんさん、こんにちは。

御句の感想と提案句を置かせていただきます。

俳句ですので、季語は一句に一つと決まっています。御句では、「秋の夜」が秋の、「百足虫(むかで)」が夏の季語で重なっています。この辺のことはげばげばさんもご説明くださっていますが、私はこれは内容的に夏の出来事としたいと思います。秋の夜という、何ともしみじみとした情景の中に百足虫を置きたくないと思いました。ですので、「秋の夜」は外させていただきます。

また、句が「夜にムカデが出て取り逃した」という報告に終始しています。俳句の場合はその五七五の十七音の中に、そこはかとない味わいを持たせることが妙味となっています。これを詩情と言います。

提案句は、ただムカデに逃げられた、というだけではなく、そのおかげで朝まで眠れなかったよ、という句にしてみました。これにどの程度の詩情があるかは、ゲストがムカデだけにあまり自信がありませんが、話が一つ膨らんだのではと思います。

句の評価:
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「秋の夜百足出現取り逃す」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
はじめまして、げばげばと申します。

ヒロちゃんさん、これまで作句は結構されてきたのですか?初めてですか?

御句拝読しました。
「秋の夜」と夏の季語「百足」が重なってきています。
秋に百足が、ということで「秋の百足」とすることはできるかもしれません。

真夜中の秋の百足虫を取り逃す

こういう感じにしてみました。これで十分パニック感が出ています。が、秋の百足虫とする意味はないような気がしますね。むしろ、暑い夏の真夜中に出てきた百足虫の方が、格闘感ありますし、秋の百足虫とすることで、季節外れの少し弱った百足虫などと余計な推測が入りますね。

丑三つの闇に百足虫を取り逃す

夏の句になっちゃいました、しかもホラーみたい<(_ _)>

本棚の闇に百足虫を取り逃す

ちょっとリアリティが増すでしょうか。いかがでしょうか?

点数: 0

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添削対象の句『秋の夜百足出現取り逃す』 作者: ヒロちゃん
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