「風爽か古書のインクの香りかな」の批評
こんにちは。ドロップ様、いつもお世話になってます。
御句、共感できていい句だと思います。古書の匂い。ドロップさんはインクの匂いとのこと、私は紙の匂いのように思いますが、どちらも混ざってのあの匂いなのでしょうね。
提案句は、
秋日和古書のインクの匂ひかな
と置かせていただきます。
まず、上五を「風爽か」から「秋日和」に変えた理由ですが、風が爽やかであればあるほど、その風の匂いだけを嗅いでいたいと思うからです。言い換えれば、秋の風はそれだけでとても爽やかなので、他の匂いを、たとえそれが好きな匂いであっても重ねたくない、と、個人的な趣味かもしれませんがそう思いました。
ですのでここには、匂いの強くない、でも爽やかな季語
を持ってきました。
また、最後の「香り」を「匂い」にしたのは、これも個人的な意見ですが、「香り」は万人に好かれるもの、「匂い」は好きな人や思い出などのある人には好まれるが、何も感じない人や嫌いな人もいるかもしれない独特のもの、と考えると、ここは「匂い」かなと。
とはいえ、提案句として上に別途置かなかったということは、多分に個人的趣味があるためで、原句は十分鑑賞に耐えうるものだと思います。よろしくお願いします。
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古本にしかない特有の匂いが好きです