霧多布昆布巻きつけ寝る猟虎
回答者 なお
こんにちは。HIGUMA様、いつもお世話になってます。
御句、先にコメントを残されたお二方が大分語っておられますので、私は簡単に。
まず、霧多布は入れたい。なぜなら「霧多布のラッコ」というブランドだからです。
ただ、現在、昆布が季語となっていますが、ラッコが身体に巻きつけることに季節の感慨がなく、ちょっと辛いです。そうなると、別の季語を持ってくる。その場合は霧多布の代わりに上五に置くことになります。
あと、流されないように昆布を巻きつけて寝るというのが実に面白い。作者もそこに惹かれたはず。でも「纏い」では、単なる茶目っ気のように読めて、ラッコが、なぜそうするのかがわからず損だと思いました。提案句の「巻きつけ」でもわからない人はわからないが、わかる人が増えると思いました。
動植物は漢字で書くのは俳句の決まりですが、どれも読めないですよね。それに「ラッコ」という可愛らしい響きもなくなりますしね。でも仕方ないですね。
点数: 2
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北海道浜中町の霧多布岬では野生のラッコを見ることができます。流されないように昆布をからだに巻いて寝ていることも。。♪