「ホスピスの生垣の闇蚯蚓鳴く」の批評
回答者 74
おはようございます。いつも勉強になっています。
蚯蚓鳴くとは面白い季語ですね。色々調べて楽しい時間でした。地面から何やら虫の鳴き声がするが掘ってみると蚯蚓ばかり見つかる誤解から始まったようですね…何か聞こえたとしたらオケラなんだとか。民話ベースで考える荒唐無稽さもまた良いですね。
御句は音が聞こえたところから始まった方が実体験に近そうですね?か細い鳴き声(民話ベースの解釈)が聴こえる→ホスピス、で施設に関連した比喩か?と思わせて、生垣の(に)闇とすることで実景のことか!と着地するイサクさんの提案が良いですね。
なおじいさんの提案句は優しさが出ていますね。低い生垣の措辞が良いのでそこから着想しまして、
蚯蚓鳴く低き垣根にホスピスに
などと考えました。これだとリズムとか意味のつながりが悪そうなのでもっと考える余地がありそうです。
点数: 1
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昨日の職場近くの施設の夜。実景は秋の虫がもう鳴いてた驚きでしたが、「秋の虫」ではストレートだったので。
歌上手な蛇に目を授けてまで蚯蚓が欲しがった歌。このエピソードが好きお気に入り、ミミズの歌声、鳴き声が季語に変わりました。
鳴かないはずの蚯蚓は何を鳴いているのか、何を歌っているのか。
「闇」はやりすぎてるかなあ。影?いや闇かな。
みなさん、ご意見よろしくお願いします。