俳句添削道場(投句と批評)

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木下闇峯薬師堂のかえるのめ

作者 74  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

東北一周ドライブ⑤
平泉の中尊寺の金色堂…ではなく峯薬師堂(みねやくしどう)(目にご利益あるのだとか)の蛙の石像だけが印象強く残っていました。福かえるだそうです。石像について詳しい来歴を知りたくても難しいですね…
↓自覚できた問題点↓
・固有名詞を突っ込んだら中八に
・実景は「木下闇」というより「夏木立」
・下五のひらがな表記は「福かえる」にするか悩んだ名残で意味がなさそう
・蛙も季語…石像のことと分かる努力が必要そう

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夏木立峯の薬師のかえるの像

回答者 なおじい

こんにちは。74様、いつもお世話になってます。

御句、中尊寺は、名前はもちろん聞いたことありますが、行ったことはありません。いいところのようですね。

整理しますと、まず、峯薬師堂は目にご利益のあるお堂で、「め」と大きく書かれた絵馬がたくさんかかっているようですね。
実は私も眼が悪く、数年前に目にご利益のある別のお薬師様に行ってきましたが、そこのお堂にも「め」の文字が書かれた(ここは両目を意味しているのか「めめ」と二文字書いてある)絵馬がかかっていました。

つぎに「かえる」の石像ですが、ネットで調べる限り、峯薬師堂の前にはいるものの特別「目のご利益」があるわけではなく、「無事かえる」「福かえる」という縁起もののようですね。

そこで提案句ですが、74さんが、絵馬よりかえるの石像のほうが印象に残ったというので、掲句はそちらにしました。
ただ、「め」の絵馬の提案句も浮かびましたので、こちらに置かせていただきます。
 夏木立めの字の絵馬の峯薬師
 お薬師のめの絵馬揺れて夏木立

よろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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峯薬師堂の像の蛙の目の涼し

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

たぶん、要素が多すぎるわけでないですが「峯薬師堂」「蛙の石像の目」+季語で、十七音に収めるのが難しいのではないでしょうか。

ということで、私的にはあっさり収めるのを諦めます。
上五に「峯薬師堂」を字余りで置く提案句を置いておきます。
某N先生の言葉を借りれば「ので畳みかける手法」で、俳句ではリズムが取れればOKです(小説などでは嫌われる手法ですね)。

点数: 3

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中尊寺緑陰の狛蛙の目

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています!

ついに⑤弾、どんどん楽しみになってきて、中尊寺かー、まだ終わらないでーっていう気持も芽生えていて。しかも、問題点を洗い出して、それを解消したいと考えつつ投句しているところが素敵です。その姿勢、めちゃくちゃ勉強になります。

御句、めちゃくちゃいいですよねー。完全に光景が見えました!「かえる」は確かにそこに蛙がいる可能性は0ではあいけれど。そのままでも素敵なことを前提として私も推考スタート!

まず、やっぱり峯薬師堂を残すなら、中八に私もなってしまいました・・。
「福かえる」もいいなあと思うのですが、目のご利益なので、「め」は残したい。
かえるは、季語でなく、石のかえるとしたい。
季語は、石の蛙を詠むなら、木下闇が合っているような気もする。あえて夏木立としなくても。
そこを少しチェンジさせていただいて、

中尊寺緑陰のこまかえるのめ

最後を「目」のズームアップで終わるのがポイントな気がして、そのままにさせていただきたく、提案句。

峯薬師堂まで行きたかったんですが、広くなってすいません。私も神社の方が大好きで、いろいろ回りましたが、狛蛙、狛兎、狛鼠、狛猪、いろいろなかわいいのがいて、とても興味深いですよ!

点数: 1

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添削対象の句『木下闇峯薬師堂のかえるのめ』 作者: 74
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