俳句添削道場(投句と批評)

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炎天下工事現場の影濃ゆし

作者 洋子  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

県道の工事現場の職人さん達の汗や日がさして日陰もなくて ご苦労を詠みました

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炎天の工事職人会話なく

回答者 なおじい

こんにちは。洋子様、いつもお世話になってます。

御句、確かに道路工事は屋内でやるわけにはいかず、炎天下の作業になりますね。交通量を考慮して夜間の工事が主流かもしれませんが、日中の工事も少なくないですね。

原句では、洋子様の詠みたかった「職人さん達のご苦労」がちょっと感じられないような気がしました。
というのは、炎天下という季語には、あまりの暑さで、人がいない/出歩かないというイメージがあるからです(私のように敢えて出かけるバカもいますが)。そこで原句のままでは、「誰もいない工事現場の静けさ」と読まれることもあるだろうと。私はこれはこれでいい景とは思いますが、洋子様の意図ではないですね。
そこで提案句は「職人」と人を出してしまいました。そして「会話がない」ということで、暑さと仕事の大変さを表したつもりです。

炎天下の労働は、その種類と時間にもよりますが、半袖より長袖のほうが楽らしいですね。焼けると体力消耗するらしいです。あと首の後ろ。ここは要注意ですね。

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「炎天下工事現場の影濃ゆし」の批評

回答者 げばげば

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こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句拝見しました!いい句ですね。炎天の中、工事現場のいろいろな機械や鉄骨が影になって、それが太陽でひときわ濃く感じるといったところでしょうか?とても印象深い光景だと感じます。

コメントのように、現場の人のご苦労を詠むとなると、原句では、人がいるのかいないのか、働いているのか、休んでいるのか。影ということは、なんか休みタイムの印象も見え隠れし。

御句そのままで味わい深いのですが、人がいるということであれば、

炎天や工事の音の鳴りやまず

うーん、これであれば、炎天の季語とあいまって「うるさいな」と誤読されるかもしれない。

炎天や休まず続く工事音

これなら、ご苦労の感じをにじませられたかなと思います。句意に沿っていますでしょうか?

しかし、工事現場で交通誘導されている方を見ていると、汗だくで日焼けして真っ黒で、ご苦労ははかりしれず。その方を見ているだけで、いろいろな詩情がわいてきますね。

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音続く工事現場や炎天下

回答者 イサク

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こんばんは。

炎天下に影が濃いのは当たり前なので、その措辞はちょっと避けたいです。

二物対比の構造になっているので、季語から離して工事現場を描写した方が、結果的に季語「炎天下」の力で暑さが表現できると思います。
(そもそも「工事現場」と「炎天下」が若干近い気もしますが・・・)

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添削対象の句『炎天下工事現場の影濃ゆし』 作者: 洋子
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