俳句添削道場(投句と批評)

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木の上に少年のいる夏休み

作者 よし造  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

口語です。

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「木の上に少年のいる夏休み」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。よし造様、いつも勉強させていただいております。

御句、不思議な魅力を持った十七音ですね。

ただ、私であれば、まず、
 木の上に少年のいた夏休み
としてしまうでしょう。
「昔、小さい頃、この木に登って遊んだな…」とか、もしかしたら、木の上に小屋とか作って秘密基地にしていたかもしれない。そんな思い出があるなあ。今は子どもがそんなことをする時代じゃないけれど、私が少年の頃は、確かにいたんだ…。
というような句。そのためには、今、木の上に少年がいられては困るのです。「少年のいた」のほうがいいと思ったのはそこです。

しかし、よし造さんが詠み、イサクさん、卓鐘さん、げばさんが評価しているとなると、やはり「少年のいる」でいいんだと。そして皆さんの評価によると「実際には少年はいないと思う」と。
なにい?と思いましたが、私の鑑賞力パワーをアップしてもう一度拝読させていただくと、なるほど。ようやくわかってきました。「少年のいた」の情感よりも「少年のいる」のほうが遥かに情感が深いですね!
作者のよし造さんにはもちろん、皆さんの鑑賞力に敬服です。今後ともご指導よろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「木の上に少年のいる夏休み」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

良い句ですね。今を詠んでいながら、不思議と、過去を懐かしんでいるようにもとれる。今見ている木には、きっと少年がいない気がしました。その木に作者が昔登ったんだろうか。そんな読みが広がる句だと思いました。

点数: 1

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「木の上に少年のいる夏休み」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています!

跣の句、コメントありがとうございます。そう言われると、縁側を跣で歩いたよ!という報告文を、もっと跣にクローズアップして描かないと、跣が立たないんですね。なるほど。

御句、やはり次元が違いますね。肩の力を抜いた仙人句のように感じます。
拙句はいろいろ考えすぎて、結果無駄なものであふれてしまいます。
今回の句も、自分も含めて少年が木に登っていた夏休みが一気によみがえりました。
卓鐘さんのおっしゃる通り目の前の木には少年はいないような気がします。
無駄を排除して光景は広がる。勉強になります。

拙句、まだまだ駆け出しですが、いろいろご指導ください!

点数: 0

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添削対象の句『木の上に少年のいる夏休み』 作者: よし造
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