乾きたるメロン仏の香りして
作者 ぽもこ 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
乾きたるメロン仏の香りしての批評
回答者 三日酔いの防人
ぽもこ様、こんにちは。
下五に季語を持って来ると、季語を活かすことができます。
素直に仏壇とすれば線香の香りやお供えものであることが伝わりますね。
『燻す』という言葉を使えば、乾くと匂いは分かります。
ただメロンの新鮮さは失われますが、御句は仏壇のメロンを詠んでいるので、あえて新鮮さは必要ないですね。
仏壇に燻さるるまま添うメロン
とご提案致します。
点数: 1
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香煙を纏ふメロンや郷の家
回答者 げばげば
こんにちは。はじめまして。
御句、拝見しました!
夏のお盆、田舎の仏壇に手を合わせたときのことを思い出しますね。蝉が鳴く暑い日にサイダーを飲んで縁で鯉をみながら涼をとった帰省でした。懐かしいです。
やはり乾いたメロンが少しきせた季感を弱くしてるのを感じます。
仏のかほりというのが、そのまま書けばいいかなとも思い、提案句です。少しストレートすぎて詩情が薄れたでしょうか。むしろ帰省感に寄せすぎでしょうか。いかがでしょうか。
点数: 1
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仏壇のメロン香りに有難味
回答者 なお
こんにちは。ぽもこ様、いつも勉強させていただいております。トマトの句にも提案させていただきました。懲りずにまたお邪魔します。
御句、情景よくわかります。私もいただきものとか美味しそうな物をお仏壇に供えておいて、あ、そうだ、これそろそろ食べなきゃ、という時、ん? 線香臭いな、ということあります。でもいただきますが(笑)。
原句の「仏の香り」とは、私はわかりますが、意地悪な人だとイヤな匂いに取るでしょうし、オシャレな人はフランスの風が吹くと取るかも?(な訳ないか)。
私の提案句は、お供えしていたメロンが、毎日お釈迦様のそばにいたおかげでその香りに有難い雰囲気を感じられるようになった、というものです。本当はお線香の匂いが移ってしまったのですけれどね(笑)。
参考にならない添削で申し訳ありません。最後に。メロンはラップをかけてお供えすることをお勧めします(笑)。
点数: 1
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その他の添削依頼
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仏の香り=線香という意味でして、仏壇に置いてあるお供え物のメロンが線香の匂いで乾いている様子を詠んだのですが、伝わっているでしょうか……?
また、もっと季語を活かす添削ができましたらぜひお願い致します。