風死すや蛍光灯の点滅す
作者 げばげば 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
風死せり点滅する蛍光灯
回答者 よし造
誤読かもしれませんが、この句は「風が凪ぐと蛍光灯が点滅する」と読めませんか。
切れかけの蛍光灯で蒸し暑さが増すというのが、句意なので取り合わせの句にしてみました。
点数: 2
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風死すや明滅したる蛍光灯
風死せり切れかかってる蛍光灯
回答者 なお
こんにちは。げばげば様、いつも勉強させていただいております。
拙句「あきらめよ」他、ご評価ご添削そして温かなお言葉ありがとうございます。励みになります。
さて御句、真夏の夜のどよ〜んとした雰囲気がよく出ています。それは点滅する蛍光灯の様子でより増幅されて、なんだか、一触即発、何かが起きそうな不安定な状況をうまく演出していますね。
提案句は、蛍光灯の、「不規則な」点滅がキーになると思い、最初は「点いたり消えたり」と入れようとしたのですがあまりにベタでやめました。そこで素直に(?)、「きれかかってる」と。やんちゃな若者が「キレる」のとは掛けてはいませんが、ムードは馴染むかも。
近所にこういう蛍光灯があると、取り替えに行きたくなりますよ。自分の家でなくても。
点数: 1
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「風死すや蛍光灯の点滅す」の批評
回答者 知世
「デスクまで〜」にコメントありがとうございます。
皆さんのご指摘通り「まで」「届く」いらないですね…。
添削後の句はすっきり簡潔で勉強になりました。
こちらの句、とても良いなと思いました。
息詰まるような暑さと不快感が伝わってきます。
夏は生命の季節であるのと同時に生き物を蝕む死の季節でもあり、点滅する蛍光灯はそうした死をも連想させますね。
点数: 1
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「風死すや蛍光灯の点滅す」の批評
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蒸し暑い。切れかけの蛍光灯。暑い、、。