俳句添削道場(投句と批評)

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悪友よ夏雲のよな酒交わし

作者 卯筒  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

コロナ堝で久々に会った悪友とビールを酌み交わした様子を詠んだ句です。
慌て者がビールを注ぐと泡だらけになりまるで入道雲のようにグラスからビールが溢れてしまいました。

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友来たり酌み交わす酒夏の雲

回答者 なおじい

こんにちは。卯筒様、いつも勉強させていただいております。

御句、お友達と飲むお酒の味は格別ですよね。まして、今はコロナ禍で思うように会えませんから、久々であれば喜びもひとしおでしょう。

提案句について、まず、上五「悪友よ」ですが、「悪友」は卯筒さんはOKでも、やはり、字面も響きもネガティブな印象を持たれるリスクがあります。コロナ禍でも会う、俳句にまで詠むようなお友達ですからご親友でしょう。「悪」はやめましょう。さらにここは、「〜よ」と呼びかけることもないのではと。
この時期、あまり飲食店で長く飲めないからご自宅に来たのだと仮定して「友来たり」とさせていただきました。
そのあとですが、夏の雲とビール、これをどうバランスを取るかで迷いました。
イサク様がおっしゃるように、比喩に使えば夏雲は季語ではなくなる、夏雲のような酒ではビールとわからない、「泡」を入れないと雲とビールが繋がらない…。
色々考えまして、掲句はビールという言葉はやめて、読者につながりを想像していただくようにしました。
迷ったもう一句は、
 友来たり夏雲のごと酌むビール

私は昨夜は、メンチカツでビールでした。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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悪友よ夏雲のよな酒交わし

回答者 黒徹

句の評価:
★★★★★
★★

お世話になります。
いつも勉強させて頂いています。

御句はコメントを見てわかった感じです。
中七も【よな】で無理やり中七にしたように思います。

点数: 1

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友と飲む夏雲の如湧くビール

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

この句の「夏雲」は「泡」の比喩で季語になっていません。
「夏雲のような酒」ではビールかどうかわからないと思います。

ということで、コメントから季語「ビール」を借りましょうか。
「友と夏雲のような泡の立つビールを飲む」ですでに十七音の器ギリギリですね。何かを省略した方がすっきりするかもです。
提案句では「泡」という文字を省略しましたが、伝わりますか?

点数: 0

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添削対象の句『悪友よ夏雲のよな酒交わし』 作者: 卯筒
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