「葛折りサイドミラーへ夏の山」の批評
回答者 白南風
蝉しぐれの添削ありがとうございました。
サイドミラーへ
と「へ」で良いかな?
と思いましたが、サイドミラーに向かって曲がっているくらい急なカーブと想像できるので、私はありだと思います。
点数: 1
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作者 げばげば 投稿日
回答者 白南風
蝉しぐれの添削ありがとうございました。
サイドミラーへ
と「へ」で良いかな?
と思いましたが、サイドミラーに向かって曲がっているくらい急なカーブと想像できるので、私はありだと思います。
点数: 1
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回答者 卓鐘
工夫は買います。が、やはり「へ」は無理があります。「へ」は、向かっていく方向を示します。サイドミラーへと言っちゃうと、サイドミラーというもの方へ向かってという意味になって、写っている鏡の中に急に飛び込んできたことは表現できないですね。夏の山がサイドミラーに向かってやってきてぶつかったみたいな^^;
「私の視界へ急に飛び込んできた。」なんか違和感ありません?
また、これはいわゆる山本山俳句というやつで、名詞A中七名詞Bとなったとき、中七の主語ないし目的語が名詞Aとも取れるし名詞Bとも取れる。サイドミラーに移ったのが、葛折りとも夏の山とも取れる。
ミラーに写る夏の山だから悪いってわけじゃないですが、なんか夏の山がやたらちっちゃくなってるのが一瞬見えただけだとしょぼくないですか?山道を走っている絶景がそのあと余韻として想像できるような句ならいいのですが。ちらっと見えたところだけに絞っているので、句の世界がとても狭いです。
もっというと、山道を走っているのに、夏の山が見えるってどういうことですかね?そこもわかりにくいのです。走っている山道の山そのものの青々とした木々のことなのか、遠くに見える山全体のことなのか。多分後者な気がします。
葛折りを走っていると、崖側が写るとき遠くに山が連なっている壮大な景色そんなことは確かにイメージできます。
サイドミラーに一瞬うつった夏の山の絶景その一瞬を切り取りつつも、そこを取り囲む葛折りなる山道の光景を広げたい。
うーーーーーん。むずい。
点数: 1
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回答者 イサク
こんばんは。
季語「夏の山」に「サイドミラーの中の山」「葛折りの山道」で十七音のキャパシティをオーバーしています。
この句は「サイドミラーに映る山」を言いたい句ですので、「山道」を描写するのは別の句にしましょう・・・
ドアミラーに収まらない夏の山でしたら、そう描くべきかと思います。
提案句はちょっとストレート過ぎるかも。これしか思いつかなかったので。
点数: 1
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回答者 よし造
拙句・・好意的コメントありがとうございました。
御句・・箱根などで同じような気持ちを持ちます。曲がるたびに緑も変化するような。
掲句は、自動車を省略しましたが、上五で想像していただけるのならという提案句です。
点数: 1
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回答者 なお
こんにちは。げばげば様、いつも勉強させていただいております。
いつも拙句に的確なご評価ご添削有難うございます。
御句、いい感じですね!最近つづら折りの道を車で走ることが少ない、というより全く無くなりました。運転しませんし、山のバスツアーの時は酔ってしまうので(恥)、目をつぶってしまうのです。でもこの感動はわかりますよ!
提案句、この言い方ではつづら折りは伝わらないかもしれませんが、クネクネ道は弱いので勘弁してください!
点数: 1
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車で山道をくねくねしていると、サイドミラーに青い山が。助詞は「の」「を」「に」「は」いろいろある中で、飛び込んできたようなニュアンスを込めて見ました。ミラーに映る夏の山でも季語の強さは出せていますでしょうか?